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元からいじめられていた学校での生活も、家での生活も、私にとっては全てが苦痛だ。
ラウル「この話……しちゃダメだった?」
ラウールさんの瞳は僅かに潤んでいた。
そりゃ、お姉ちゃんに育ててもらったって言っても過言じゃないくらい、お姉ちゃんにぞっこんだったからね。
ラウールさんは。
ラウールさんになんて声をかけるのが正解なのか。
考えても答えなんか出てこなくて。
結局、ラウールさんの近くを離れてあなたの元へと歩いた。
辰哉「おぉ……どした?」
あなたのそばに行って、隣に座ってみる。
いつもとは違う少し早い脈拍が違和感を感じさせた。
それなのに、あなたの近くにいるだけで心は踊る。
〈少し…寂しくなって……あなたの隣、落ち着くんです〉
スケッチブックなそう書いてあなたに見せれば少しだけ頬が赤くなる。
手の甲で口元を抑えて、私の頭に手を置く。
私のこのスケッチブックの内容は、あなたの隣にいる厳つい方と宮舘涼太さんには丸わかり。
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さな(プロフ) - 後編公開しました!お気に入り登録、高評価、コメント、いつでもお待ちしております!これからも、『Snow Dream.』をよろしくお願いします! (2019年10月27日 9時) (レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
あやみ(プロフ) - 続きのパスワード知りたいです (2019年10月27日 8時) (レス) id: d8e8ff27bd (このIDを非表示/違反報告)
まねき(プロフ) - 続編のパスワード知りたいです(o_o) (2019年10月27日 1時) (レス) id: 683d019f07 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 早く続編みたいです! (2019年10月27日 0時) (レス) id: fb3e710945 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 続きのパスワード知りたいです。 (2019年10月27日 0時) (レス) id: d3ea9b51f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:wwssseee | 作成日時:2019年10月19日 22時