【銀魂】沖田くんと彼女さん7

306.少女漫画 ページ41

沖田side


A「ふぁ..」


沖田「寝不足ですかィ。」


眠たそうに大きなあくびをするA。


A「ちょっとね、みかんこと考えてたらなかなか寝つけなくて。」


沖田「..俺のことじゃなくて？」


A「うん。ほら、出産って猫も人間も命がけじゃん？ちょっと心配になっちゃって。」


みかん「みゃー。」


みかんはそんなに心配すんなと言うように寄り添っている。


正直羨ましい。


沖田「俺の事だけ考えてくだせェよ。」


A「なにそれ、少女漫画みたい。」

我ながら自分らしくないなと思う。いつからこんなギザなセリフを言うようになったんだか。

沖田「..俺の膝でよければ貸しやすよ。」

ポンポンと膝を叩いて誘導すればおとなしくゴロンと寝転ぶA。

みかんも隣でゴロンとしている。

あっという間に眠りにつく様子を見守り、携帯を取り出す。

パシャリと寝顔をバッチリ治めた後、しばらく眺めていた。





が、思ったよりも邪魔が入るのが早かった。

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