【銀魂】沖田くんと彼女さん7

298.二日酔い ページ33

Aside


A「すいません、お皿が足りなかったんですけど。」


店員「それは失礼いたしました！！」


お店の人からお皿を受け取ってお姉ちゃんと部屋へと向かう。


そういえば部屋を出たときまた揉め始めていた気がしたけど大丈夫かな。

ポタッ、ポタッ


紅音「雨、降ってきたわね。今日傘持ってきてないから困ったわ。」


A「ホントだ。私の傘使っていいよ私は総悟のに入って帰るから。」


紅音「ふふ、仲良しさんね。」


A「えへへ。」


部屋の前まで戻ってくるとなんだか違和感を感じた。

A「..なんか...臭い？これ部屋の中からだよね。」


紅音「確かに...あっ！銀さんが二日酔いになったときもこんな感じだったわ。」


二日酔い...てまさか..


とにかく部屋の障子を開けようとしたとき、


ピシャッ


たま「ちょっと涼しい風にあたってきます。」


たまさんが部屋を出て行きました。なんだか少しだけ悲しそう。

A「何これ？」

そして私とお姉ちゃんは部屋の様子を見て唖然とする。

見渡すかぎりところどころモザイクがかかっているのは気のせいだと信じたい。

ホットプレートの上のモンジャ？を見るとなんとなく色々と察しがついた。


紅音「あら？みんなして二日酔いかなんかですか？」


吐き散らかしたみんなの前で静かに問うお姉ちゃん。実は食べ物のことに関しては私よりも姉の方が厳しかったりする。


隣で笑顔のまま話しているけど、目は笑っていない。その場にいた全員がビクッと身震いした。

299.すっからかん→←297.手料理

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す