【銀魂】沖田くんと彼女さん6

231.一大事件 ページ4

Aside

沖田「土方さん、朝っぱらから呼び出していったいなんの用ですかィ。」

A「確かに急に呼び出しなんて珍しいよね。何かあったの？」


朝一番で近藤さんの部屋に呼び出しをくらった。と言っても仕事の話みたいなので怒られるわけではなさそう..そもそもお兄ちゃんに怒られたことなんてないや。


隣にいる総悟は大きなあくびをしてポケットからアイマスクを取り出している。


土方「あァ、おおやけにはなってないが昨晩一大事件がおきてな。おい総悟、寝るなよ。」

近藤「真選組がその事件の指揮を取ることになったんだ。ザキ、説明頼む。」

山崎「はい、まずはこの映像を見てださい。」

ザキが見せてくれたのは幕府の倉庫に設置された防犯カメラの映像。

山崎「画面中央の瓶をよく見ていていください。」

しばらく棚に置いてある瓶の映像を見ていた。

A「あっ、瓶が消えた。」

沖田「とくに人が映り込んだわけでもないのに変だねィ。」

山崎「そうなんですよ。突然瓶が消えたってだけで他に異変がないんです。」


土方「それに金平糖事件以来、幕府は警備体制を強化していたんだ。その矢先にこんなことになったんで向こうはいま大騒ぎだ。」


近藤「それで真選組に大至急、事件を解決するようにお達しがきたんだよ。」


A「実際に現場にいた人とかいないの？」


山崎「二人ほど見張りをしていたみたいなんですけど、見事に倉庫の前でぐっすり眠っていたみたいなんですよ。」

沖田「なんだか謎が多いねィ。」

A「なかなか難解な事件だね。」

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