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190.過去篇スタート! ページ9
沖田side
遡ること十二年前、俺が初めてAにあったのは6歳のとき。大きな一本杉の下だった。
一人で遊んでいた俺の前に現れたのは無邪気な笑顔を見せる女の子。
ガサガサと茂みをかき分けてきたのか頭には葉っぱが乗っていた。
A「わたしA、佐久間A!あなたは?」
沖田「沖田総悟...」
A「そうご...凄くいい名前!どうやって書くの?」
始まりはそんな感じだったと思う。
A「来週もまたここで一緒に遊ぼうよ!」
Aのこの一言で俺たちは週に一度一緒に遊ぶようになった。後から聞いた話だがAはこっそり家を抜け出して遊びに来ていたらしい。
初めは少しだけうっとおしいような気もしていたけど、ちょっとドジでどこか抜けているところがあるから放っておけなかった。
まァ、そんなところに惹かれていったのも事実なんだけどねィ。
そんなこんなで俺とAが仲良くなるまでそう時間はかからなかった。
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作者名:千穂 | 作成日時:2020年7月12日 10時