187.ちょうちょ結び ページ6
沖田side
沖田「んで、一体どうやって盗んで来たんですかィ旦那ァ。」
銀時「だからやってねェって、それにしてもコレ寺子屋のガキたちも食べてたみたいだし、おっちゃんが犯人でもないよな...あっ!」
神楽「銀ちゃん何か思い出したアルか?」
銀時「帰って来るとき誰かとぶつかったんだよ。そんときに瓶を落としちまって拾って帰ったんだ。確か相手も同じような瓶を拾ってたような...」
新八「きっとその人が犯人ですね。」
沖田「んじゃ土方さんにメールしておきやすね。」
神楽「お前が犯人捕まえに行くんじゃないアルか。」
沖田「それよりコレの方が問題だろィ」
俺の足の間に座ってキョトンとしているA。
A「そうご!聞いて!」
沖田「なんでィ。」
A「Aね、今日、ちょうちょ結びできるようになったの!」
ちょうちょ結びって、可愛いかよ。
沖田「凄いじゃねーか。」
A「えへへ、ほら見て!」
持っていたリボンを目の前で結んで見せてくる姿が愛おしすぎる。そういや昔のAはなかなかリボン結びができなくて苦戦していた。
神楽「上手アルナ、でも私の結び方となんか違うネ。」
沖田「Aは左利きの結び方しかできないんでさァ。」
A「お姉ちゃんが教えてくれたの!」
神楽「Aの姉ちゃんは左利きだったアルナ。」
しばらくAとおしゃべりをしているとピンポーンとインターフォンがなった。
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作者名:千穂 | 作成日時:2020年7月12日 10時