211.爆弾? ページ33
Aside
A「御用改である。神妙に御縄につきなさい!」
「んだよ、たった一人じゃねーか。しかも女。こっちは十人もいんだぞ。」
A「女だからってナメないでもらいたいものね!」
愛刀の翠蘭華を抜いてしょっぴいていく。それに私は一人で乗り込んできたわけではない。今日は一番隊で討ち入りに来たのだ。まぁ一番隊が二手に分かれてるから総悟はいないけど。
総悟の方は別件で討ち入りに行っている。
なぜ私が一人かというと、突入してからいきなり奥まで突っ走ってきたから。他の浪士は隊士に任せてきた。
「クソッ!なんだこの女!めちゃくちゃ強いぞ!」
「もうアレを使うしか...」
最後の一人となったときその浪士が刀ではなく何か他の機械を持っていた。爆弾?みたいな...
危険を察知してすかさず男を斬るが時既に遅し。床に転がり落ちるとともにカチッとスイッチが押される音がした。
慌てて身構えるけど爆発する気配はない。少しするとピンク色の煙が出てきた。
A「何これ?煙幕?」
浴びても特に体には何も起きず。ピンク色だったのがなんだか引っかかるけど。
隊士「Aさんっ!こっち終わりました!」
A「おつかれ、こっちも終わったから、帰ろうか。」
隊士「はいっ!」
いったいさっきのは何だったんだろうと思いながら屯所へと帰ったのだった。
186人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千穂 | 作成日時:2020年7月12日 10時