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206.俺にできること ページ28
沖田side
朝からAの様子を見に行ったのはいいが、あいつが笑顔を見せることはなかった。一夜で家族を失ったんだ、それもそうか。
土方「主人を選ぶ刀ねェ、そんなもんあることがわかったらコレクターは心底欲しがるだろうよ。」
沖田「犯人はコレクターってことですかィ?」
土方「まぁ十中八九そうだろ。」
近藤「それにしてもAちゃんには早く元気になってほしいなァ。」
沖田「そうですねィ。」
俺はいったいAのために何ができるだろうか。
その日の晩、たまたまAのいる部屋の前を通りかかったとき。
微かに聞こえてきたのはAの泣き声だった。Aは静かに一人で泣いていた。俺らの前では決して見せることはなかったのに。
このとき俺はAを守れるくらい強くなりたいと思ったんでィ。
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作者名:千穂 | 作成日時:2020年7月12日 10時