【銀魂】沖田くんと彼女さん4

149.限界 ページ16

土方side


永瀬が来てから一週間が過ぎた。まだ、一週間しか過ぎていないというのにいろいろと限界を迎え始めている。

まずはA。寺子屋と真選組の仕事を両立しているため相当疲労がたまっている....と思っていたがそこは総悟と永瀬が上手くカバーしてるから問題ない。

ただ、Aは昼、総悟は夜の仕事が入っているためあまり一緒にいられていないストレスがあるようだ。「総悟不足で死んじゃう〜」と嘆いていた。

そしてもうすでに限界を越えている総悟。いつもはしない仕事をAのためにこなしてる＋Aにかまってもらえない＋永瀬への嫉妬....いろんなもんが溜まりに溜まっている。

そのせいで最近総悟にめちゃくちゃバズーカを撃たれている。全くはた迷惑だ。そしてそろそろ俺の体も限界であった。

近藤「なぁ、トシ、今度の討ち入りは一番隊だけでいいかな。」

土方「いいんじゃねーの、なんなら今の総悟なら一人でもなんとかなんだろ」

近藤「そうか、ならAちゃんは寺子屋があるから今回は抜きで、」

土方「おう。」

特に詳しい内容を確認せずに、そう返事をした。近藤さんは早速、隊士たちに伝えに行った。

ん？今回の討ち入りって遠方のものじゃなかったっけ？

書類を見ればやはり書かれているのは遠方への討ち入り。早くても移動含めて３日はかかる。

Aと総悟にはなんか悪いことしちまったな。

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