【銀魂】沖田くんと彼女さん4

134.先生 ページ1

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初めて会ったのは僕が12歳だったころ、あの人は14歳だったにもかかわらずどこか大人びて見えた。

一目惚れだった。

もう会えないそう思っていたが、意外にも早く再開することになる。一年が経たないうちにあの人は僕の目の前に現れた。

そこから始まった生徒と先生の関係、もちろんそれよりも上の存在になんて、なれるはずもなかった。

一緒にいる時間が増えたぶんどんどん好きになっていった。先生に遠距離の彼氏がいることを知ったのもその時だった。

でもどこか諦めがつかず、遠距離なら自分の入る隙があるんじゃないかということを考えるようになった。

ただひとつ誤算だったのは先生が鈍感だったということ。自分のアピールはあの人には通用することはなかった。

そんなこんなで時間は過ぎ、先生は江戸へと、彼氏の元へと行ってしまったのである。

ずっと好きだったんだ。今さら諦めることなんてできやしない。僕は先生を連れて帰るために、ずっと秘めていた思いを伝えるためにはるばる江戸にやって来た。

先生の勤め先は真選組....なんて物騒なところに...僕なら先生をそんなところで働かせないし、泣かせもしない。


なるんだ、彼氏彼女の関係に.....

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