【銀魂】沖田くんと彼女さん３

127.たまには ページ39

Aside


蔵場「なるほど、やはりお侍様の考えはよくわかりませんな。」

「撃てェェェ！！」

どこからか、バズーカが撃たれる。というかこの声は？！

近藤「いけェェェェェ！」

浪人「しっ、真選組だァァ！！」

続々とやってくる真選組の隊士たち。

近藤「Aちゃん！トシィィ！」

めっちゃ大きな声で叫んでいる近藤さん。でも総悟の姿は見当たらない。

土方「俺は奴を追う。お前は近藤さんとこ行って病院に向かえいいな。」

A「いやよ、私も追う。」

土方「ダメだ、アイツのそばに居てやってくれ、頼む。」

アイツとはミツ姉のこと。お兄ちゃんからそんなお願いされたら断れるわけがない。

A「わかった。お兄ちゃん、気をつけてね。」

土方「おう。」

近藤「Aちゃん！ザキが車停めてるからそれで病院に行ってくれ！」

急いで車に乗り込むと電話が鳴る。
電話の内容はミツ姉のこと。手を尽くしたけれどこれ以上どうにもならないとのこと。

つまりミツ姉は今死のせとぎわにいる。

ザキはものすごいスピードで車を走らせてくれている。

A「ねぇザキ。私、こんなことしてミツ姉に会わせる顔なんてないよ。」

山崎「今さら何言ってんですか。」

A「だって、私は結局ミツ姉の邪魔をしただけなんじゃないかって....」

山崎「そんなことないと思いますよ。Aさん言ってたじゃないですか、約束を守るんだって、それを果たしただけで十分です。」

A「...ザキもたまにはいいこと言うんだね」

山崎「いや、たまにはってどういうことですか？！それより約束って何なんですか？」

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