【銀魂】沖田くんと彼女さん３

115.不審船調査 ページ27

山崎side


俺は今、不審船調査の真っ最中である。ここのところほぼ毎日この調査をしているが全く成果をあげられていない。


ただ今日はいつもと少し違っていた。副長も一緒なのである。副長は俺の隣に座って煎餅を食べようとしている。

土方「ブッフォ！！んがァァァ！なんじゃこりゃあ！！」

山崎「差し入れです。沖田さんの姉上様の激辛せんべい。」

土方「山崎てめェなめてんのか？！なんでアフロ？」

山崎「俺に怒らんでください。怒るならミツバ殿に。」

土方「..........」

山崎「なんで会われなかったんですか？局長とAさんから聞きましたよ。あなた方五人が武州の田舎にいた頃からの友人だと。不審船調査なんてつまらん仕事は俺に任せて会えばよかったのに。」


土方「最近攘夷浪士達のテロ活動に使われてる武器が変わってきている。それにAでもなかなか情報を掴めていないときたら、幕府が横流ししているのは間違いねェ。」

山崎「副長ミツバ殿と何かありましたか？」

土方「あぁ、何かある間違いねェ...ん？アレ？...あるわけねーだろ！てめェ何言ってんだ。なんでアフロなんだ？！」

山崎「ミツバ殿、結婚するらしいですよ。」

土方「だから関係ねーって言ってんだろ！アフロおいっ！なんでアフロなんだよ！？」

山崎「相手は貿易商で大層な長者とか、玉の輿ですな。」

土方「しるかよ。ったく監査がくだらねェこと観察してんじゃねーよ。」

山崎「ん？」

土方「大体、なんでアフロなんだよ。コイツ腹立つわ〜アフロ」

山崎「副長アレ！！」

再びせんべいを食べる副長。

土方「ブッフォ！！....山崎、この事はAにももちろん他の奴にも言うんじゃねーぞ。」

山崎「Aさんにもですか？」

土方「あぁ。」

プルルルプルルル

土方「こんな時間にいったい.....ったくタイミング良すぎんだろ。」

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