嫉妬 #1 ページ10
今回のお話は、主→←桑って感じです
苦手な方は閲覧を御遠慮ください(--;)
主くんは2人きりの時は"将志さん"、それ以外は"桑原さん"呼びです
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やっと迎えたプロ野球開幕当日
ルンルンでロッカーに向かい、扉を開ける
『こんにちはっ!!』
デカい声で挨拶しながら入ると、既に居た選手たちから「元気だな〜笑」「おーAか!」なんて声が返ってくる
自分のロッカーに向かうまでに目に入ったのは将志さん
『桑原s「クワー」…』
遮られた声がした方に目を向けると、そこには梶谷さんがいた
俺の声は届いていなかったようで、将志さんは梶谷さんと楽しそうに話していた
それはいつも俺と話している時よりも楽しそうで_
『…』
こんなことを考えるのはやめよう
俺は自分のロッカーに足を運んだ
光「…A?」
『っ…あ、なんですか!?』
気がつくと、目の前には俺を心配そうに覗き込む光さんが
光「ロッカー着いてからぼーっとしてない?体調悪い?」
『……』
光「…?あー、成程ね」
光さんはロッカーを見渡して呟いた
光さんは俺と将志さんの関係を知っとるし、何度か相談をしたことがあった
光「大丈夫だよ。クワが一番大切にしてるのはAだから」
どこにそう言える根拠があるんや…、とツッコミそうになるが『ありがとうございます』と返す
いつもベンチでは俺と将志さんは並んで試合を見る
___"いつもは"の話だ
俺の隣に将志さんが歩いてくると分かったら俺は席を立った
ほんま、いい歳した大人が何やってんだか
将志さんの横を通って倉本さんの隣に座った
あー、そりゃビックリしますよね将志さん
倉「ん、?珍しいな。いつもクワの隣なのに」
『今日はちょっと、』
俺が言葉をつまらせていると、倉本さんは察したように「そう」と言った
倉本さんの妙に勘づく所は嫌になる
将志さんも将志さんで、俺が移動してから追いかけて来ることは無かった
気を使っているのか知らないが、俺はそれくらいの存在なのかと思ってしまう
ああ、ほんとにイライラする
こんな素直じゃない自分に
ちゃんと伝えればええのに
今日の試合はまともに見れそうにないわ
次に続きます→→→→→→→→
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にゃあ - 第一志望、合格、おめでとうございます。これからも更新待っていますので、書けるようになったら、といいますか…。とにかく、楽しみにしています。 (2020年3月16日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 日ハム!ありがとうございますm(_ _)m (2020年3月16日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 三嶋投手!作者様ありがとうございますm(_ _)m (2020年3月16日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 数日で作っていただけるなんてっ!(>ω<) ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2020年2月25日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 今永選手、ありがとうございます。「ハマのエースはどエース(ドS)」。面白かったです(笑) (2020年2月25日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2020年2月16日 18時