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意識 #6 ページ13
















森「あの、Aさん」



『ん?森くんどしたん?』


食堂で朝食を食べ終えた後、森くんが話しかけてきた
いつもは挨拶程度で終わるので緊張により少し体が強ばる



森「バッティングについて少し相談があって…」


森くんはそういった後、申し訳なさそうに「お時間大丈夫でしょうか?」と俺を見た

今日はナイターだし、仲良くなれる機会かもしれない



『もちろん!立ち話もなんやし俺の部屋行こーや』


了承の返事を伝えると、彼は嬉しそうに笑って「ありがとうございます!」と言った











『適当に座って〜』


俺が置いた小さなテーブルの近くに森くんはちょこんと座った 可愛ええ…



森「実はお話したいのはバッティングの相談だけじゃなくて…」


俺が向かいに座ると、森くんはそう話を切り出した




森「Aさんのこと、もっと知りたいんです」



『え、』


………くっそかわええやん!!!!!
え、俺の後輩可愛すぎん???切実に愛でたい()




『嬉しすぎるんやけど!!森くんのこともいっぱい教えてーな!』









『んふふ、… こんな気が合うと思ってなかったわ笑』


沢山話しすぎて喉乾いてきたな〜、




『森くんなんか飲むー?』



森「あ、じゃあお願いします!」


冷蔵庫に向かい中身を確認すると、お茶しか無かった
…なんか買っとけばよかった




『森くん、お茶しか無かったんだけ…っ!!』


彼の元へ戻ろうとした時、フローリングに足を取られてしまった


目の前には森くん 終わった




『あっぶな… 森くんごめんな!!! って、』


何とか直前に床に手を着くことで、森くんの上に乗るということは逃れることが出来たが、



森「あ… Aさん、……」

目を開けると目の前には真っ赤な顔をした森くんが


俺が森くんを押し倒している形になってしまった



『ごっ、ごめん!!!』


俺が慌ててどくと、森くんは「いえっ!大丈夫です…!」と両手を顔の前で振った



『あっ、飲み物!!!入れてくるわ!!』

俺はバタバタと飲み物を取りに戻った








〜森敬斗side〜


Aさんに押し倒されてしまった…
自分の顔からはなかなか熱が引かない


けど、


森(Aさん、全然気にしてなさそう)

___意識しているのは俺だけ、か



ふとAさんを見ていると




森(…!!)



黒髪から除く小さな耳は、真っ赤に染まっていた








初!!森くん!!!

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にゃあ - 第一志望、合格、おめでとうございます。これからも更新待っていますので、書けるようになったら、といいますか…。とにかく、楽しみにしています。 (2020年3月16日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 日ハム!ありがとうございますm(_ _)m (2020年3月16日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 三嶋投手!作者様ありがとうございますm(_ _)m (2020年3月16日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 数日で作っていただけるなんてっ!(>ω<) ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2020年2月25日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 今永選手、ありがとうございます。「ハマのエースはどエース(ドS)」。面白かったです(笑) (2020年2月25日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りあ。 | 作成日時:2020年2月16日 18時

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