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認めてくれない ページ1
私は，上野A。
ｳｴﾉ
家では虐待
学校ではいじめ
毎日毎日新しい傷ができ，
そのせいで道端に倒れ込んでも
当たり前だけど，
誰一人として手を伸ばしてはくれない。
当たり前だけどね。
それが普通なんだけどね，
あぁ，私は独りなんだ，って
誰一人として私を認めてはくれないんだ，って
自覚しちゃうの。
そうすると
だんだん涙が溢れてきて，
その涙が止まることなく
流れ続く。
そんな私が大嫌いだった。
小さい頃から,
自分には居場所がないって
わかってた。
だから
私は私に自信が持てなかった。
でも,
これでいいんだ
だって,
もう少しで私はこの世から消えるのだから。
続く
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作者名：saki7 | 作成日時：2022年7月9日 8時
