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お化け屋敷 ページ37

.







「「ギャーーーーー!!!」」




晃「もう無理! もうあかん! 走るわ!」




「はあ!? てめぇ彼女置いて一人で逃げんな! 男として最低だぞ!」




晃「ギャー! お前こっちくんな! 後ろ後ろ!」




「え? ギャーーーーー!!」




何故こうなったかというと、


遡ること一時間前


ある男の提案によって始まった……









祐「ねね! お化け屋敷行かない!?」




「ピクッ」



晃「ピクッ」




拓「ピクッ」




稜「別にいいけど、なんでお化け屋敷? 遊園地じゃないの?」




祐「じゃあ遊園地行かない!?」




佑「行きたいー!!」




太「ええな〜!」




海「3名ほど顔色悪くなったけどね。」




「な、ななななにが? べべべべつに顔色悪くなんかないよね?」




晃「おおおう。普通や! 普通普通!」




稜「冷や汗半端ないけど。」




晃「ちょっと暑いだけや!」




佑「まだ3月だよ?」




「3月はもう夏だから。」




佑「そうなんだ!」




海「信じちゃだめ。春抜かしてるから。」




太「拓弥、大丈夫?」




拓「大丈夫に決まってんだろ。お化け屋敷なんて余裕だよ。」




太「え、でもめっちゃ目泳いでんで?」




拓「泳がしてんだよ。こんなん普通だよ。」




太「そうなん!? じゃあ俺も!」




海「そっちも信じちゃだめ!」







.

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作者名:ベーコン x他1人 | 作成日時:2017年4月1日 12時

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