アメリカから帰って来たのは、ナイス達の兄貴的存在！？ 【男主】

２１ 護送計画 ページ21

刑事・ガスケ：っ！？

民衆：凶悪な
ミニマムホルダーには、
死を！！


刑事：道を開けて下さい！
貴方達の行為は、
公務執行妨害に当たります！
直ちに道を開けてください！

刑事がスピーカーを使い

民衆に呼びかけた

ガスケ：どういう事だ
こりゃあ、どうして
護送のタイミング
ルートがこんなにも
知れ渡ってる

刑事：誰かがリンク
したとしか思えませんね
しかし…一体誰が

ガスケ：あるいは、
この混乱こそが目的か

刑事：署には、
応援要請を出しました
ですが
到着には、時間が掛かると

ガスケ：なら、俺が呼んだ
助っ人の方が
早く着いちまいそうだな

刑事：助っ人、ですか？

ガスケ：嫌な予感が
したんでな

ガスケ：いけ好かないが
腕の立つ連中を
呼んでおいた


ムラサキ：で、
ガスケさんに
呼ばれて来てみれば

ナイス：おっさんの勘が
当たっちゃったってわけね


護送車内

サムラ：そろそろか

そう言ってサムラは、

立ち上がると

手錠が独りでに外れた

警官：なてじ手錠が

警官がそういった直後

サムラは、

囚人服を脱いだ


民衆：うわぁ、出た

民衆：何をする気！

民衆達が

騒いでることに

気が付いた

ガスケは、

後ろを振り向いた

ガスケ：なんだと！？

刑事：あれは…

ガスケ：見んな！！

護送車の上に乗った

サムラは、

民衆の前で

その身体を見せた

民衆：なんだよあれ

民衆：気持ち悪ぃ

民衆：？
どうかしたか？

隣にいた

人間の異変に気づき

声を掛けると

その人間は、

声を掛けた人物を

殴っていった

民衆：なんだよ
この世の中に
こんな綺麗なもんが
あったなんて

別の場所でも

民衆：お前には、
あの絵の素晴らしさが
わからないのか
なんて可哀想なんだ

と言って

首を締めていた

また

別の場所でも

民衆：ｱｧ！
お前みたいなのが
あの人と
同じ世界に
たっているなんて

と

周りの人間を殴っていた

それは、

波紋の様に広がり

その場所が

殺人現場と化していた

ガスケ：始まっちまった


バースデイ：おいおいまじかよ

レシオ：想定外だ

バースデイ：よし、
逮捕だァ！

レシオ：一般人だ
手加減しろよ

A：無理は、すんなよ

スリー：ハニー

ハニー：えぇ、
マイティを使うわ

A：よろしくな

ハニー：この場の動き
捉えさせてもらうわよ

そう言って

ハニーは、

ミニマムを発動させた

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