アメリカから帰って来たのは、ナイス達の兄貴的存在！？ 【男主】

１８ 奪われた能力とその後 ページ18

カフェノーウェア

キャスター：昨夜の事件は、
マフィア同士の抗争とみて
捜査が続いています

キャスターが

そう言い終わると

マスターは、

TVの電源を落とした

ムラサキ：現場には、
用心棒として雇われていた
ミニマムホルダーが
倒れていたらしい

バースディ：で、もう
ホルダーじゃ
なくなってんでしょ

A：あぁ、
お前らも見ただろ

A：ペイパーが
アートにやられた様に
血が抜かれていた

ハニー：なんで
A兄が
知ってるのよ

A：俺は
別の組織の依頼で
あの用心棒の見張りを
してたんだよ

A：そしたら
アートが来て
血を抜いていった
って感じだな

ナイス：アート…

コネコ：学園の子達
命を別状は、
無かったんですよね

ハニー：命にはね
ただし、全員が
ミニマムの能力を失ってる

ハニー：そして、
意識を取り戻した
子供たちは皆

ハニー：異様な程
ほがらかな性格に
なっているそうよ

ハニー：まるで、
世の中に
邪悪なものなんか
ないって感じにね

ムラサキ：ヒカルやつも同じさ
幸せそうと言えば
聞こえがいいが

ムラサキ：考える力を
全て奪われたみたいだって
マネージャーが

A：あの時と
同じ…だな
皮肉なもんだ…

マスター：ミニマムを
奪われて併願か

レシオ：しかし妙だな
能力を奪われた結果

レシオ：幸福感に
魘われるなど

スリー：奪われたことを
認識していない…か
不可解な

バースディ：あれじゃね
財布盗まれても

バースデイ：気付かなければ
ハッピーなまんま
みたいな

ナイス：身軽だしな

ムラサキ：お前の財布は、
いつも軽いがな

ナイス：我ら
すっからかんコンビ探偵
ハマトラ、みたいな

ムラサキ：やめろ
仕事が来なくなる様な
キャッチコピーは

A：馬鹿かお前ら
ほんとに…((呆

レシオ：第一財布と
ミニマムでは、
多少話が
違うのでは、ないか

コネコ：え？
多少なんですか？

A：いや、
多少じゃねぇだろ

はじめ：ミニマムじゃ
ハンバーガーは、買えない

A：はじめちゃん…
相変わらず
マイペースなこった

バースデイ：でました！
財布の方が大事発言

ムラサキ：その言葉は、
聞き捨てならないなはじめ

ムラサキ：俺達は、一応
ミニマムで生計を
立ててるんだ

マスター：立てられて
ねぇだろうが
つけ貯めまくりの
貧乏探偵共

ムラサキ：っ

ナイス：ダサッ
言われてる

ムラサキ：うるせぇ
甲斐性なし

A：うるせぇよ
馬鹿共がったく

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