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鶴丸は全て話し終えると、また私に向き直って謝った。
鶴丸が謝ることなんてないのに..
もう一度やり直そう、と言われた時は素直に嬉しかった。
もしかしたらまたあの時のように戻れるのではないか..と期待したりもした。
でも＿＿＿＿前の本丸で私の支えとなってくれた兼定と国広に、私が幸せになってしまえば合わせる顔がない。
..
鶯丸｢ 主が幸せになれば、あいつらも幸せだろうな ｣
お茶を飲み終え、月を眺めていた鶯丸は遠目で言う。
三日月｢ うむ、そうだな。...だが今は違くとも前はA..お前が主だった。刀剣達にとっては命に代えてでも守るべき主...それが自分らを裏切ったなんて胸が裂ける程苦しかっただろうな。 ｣
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＿＿＿＿＿＿＿＿そうだ、私1人が辛いんじゃない。
もし私を信頼してくれていたのなら..
雪希を刺した事は刀剣達にとっても悲しかったのかもしれない。
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ずっと一緒に過ごしていた主が
＿＿＿＿＿＿＿＿ " どうして " ・・
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一度だけ、夜伽の最中に三日月が言った言葉を思い出す。
その顔は切なくて、苦しくて、私に何かを訴えかけるような目で。
その時の私はもうその表情を助けを求めているのだと理解が出来ない程弱っていたから。
三日月｢ 今はここの本丸に居る。悔やんだところでもう過去には戻ることは出来ぬ。それを分かってて逃げてきたのであろう？ ｣
そう言ってこちらに目だけを向けた三日月は、微笑んでいたけれど目はとても真剣だった。
その瞳は目を逸らすことも許されない。
三日月の言う通りだ。グダグダと過去を引きずっていてはここの本丸の刀剣達にも失礼だ。
私の色々な思いで揺らぐ瞳を見て
ふ、と息を漏らして目を細めた三日月は付け足すように言う。
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三日月｢ でもまあ...
お主が過去と向き合う、というのであれば話は違う。
その時は命に代えて、主を守ろう。 ｣
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僕はナイスな椅子っすー - 楽しみに待ってます…(・ω・｀) (2017年6月7日 17時) (
レス) id: 6091177637 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ - 続きが気になって仕方ないので更新頑張ってください！応援してます>< (2016年5月26日 22時) (レス) id: 8b2be2477c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん(プロフ) - すっごく面白いです！続きが楽しみで仕方がありません！！更新がんばって下さい！ (2016年4月28日 11時) (レス) id: 6aa5d30bb1 (このIDを非表示/違反報告)
白炎龍 - とても面白かったです。読んでて心臓がドキドキしました！ (2016年4月9日 0時) (レス) id: b9af3288cc (このIDを非表示/違反報告)
沙季(プロフ) - 零崎 悠樹さん» そう言って頂けて嬉しいです(；＿；)ありがとうございます。頑張ります！！(；＿；) (2016年4月4日 18時) (レス) id: 11222f55be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙季 | 作成日時：2016年3月21日 1時
