【刀剣乱舞】優しさに包まれて 、

011 ページ12

_







なんで母だったんだろう 、


なんでこんなにも尽くしていたのに


酷い仕打ちをされなきゃいけないのだろう




許せない 、 絶対許せない









...








幸せに悠々と過ごす本丸が許せなかった 、

周りにはブラック本丸のような酷い所があるとは知らずに

毎日に希望を持って過ごす 奴ら が許せない









そうだ ＿＿＿＿ 私が壊せば ＿＿＿＿









...







「 雪希ちゃん 、 分からないことがあったら何でも聞いてね ！ 」





私に向けられた笑顔は本物で 、


" 嗚呼 ・・ 吐き気がする 。 "


貴方もいずれは絶望に堕ちるのだから ＿＿＿＿




見習いとして世話になり 、

皆と仲良くなるまでにはそう時間がかからなかった。




生まれ持った自分の容貌は自分でも気に入っている 。


この容貌を使えば ＿＿＿＿＿ 少しくらい痛い思いしたって ＿＿＿＿＿＿






ある日の昼過ぎ 、 私は行動に出た



" ああ痛い 、 .. でももうすぐで "



にやけが止まらなかった 、 私を抱き留める安定の胸に顔を隠して


その隙間から見えるAさんの顔ったら 。









....








その後も刀剣達と近付く様になり 、

体の関係も持つようになった 。



堀川と和泉守があいつとまだ親しくしていたと聞いた時は

つい手を出してしまった 、 誰も見ていないところで 。









...









「 私 、 .. 何かしたかな 」




聞こえるか聞こえないか絞り出した声には誰も答えない 。




あれから暫くして 、 Aさんは出ていく事になった






幸いにも私のことを上に何の報告もしておらず


見習いである私が正式に審神者として任されることになった 。









後ろを振り返る様子もないその人の背中に向けて言った 、



" さようなら 、 永遠に 。 "









_ _ _ _ _ _ ◇ _ _ _ _ _ _




すみません、すごく雪希の性格が極悪になってしまいました、、、



ここまでするつもりはなかったのですが・・(´･ω･`)





今後またいつか出てくると思うので

その時まで雪希はお休みで・・！笑





_

012→←010

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す