検索窓
今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:9,211 hit
小｜中｜大

肆 ページ6

尾形side




山に男の叫び声が響き渡る。


二階堂が鶴見中尉に造反者が誰だったのか伝えた結果と言ったところだろう。


兄さんと勇作を鶴見中尉から引き離そうと思い二人には何も言わず師団を抜けたとはいえ


正直心細かった。


普段なにか成し遂げたときに頭が禿げそうなほどに撫でながら褒めてくれる兄さんもいない。

それと同時に満面の笑みでたたえてくれる勇作もいない。




尾「…案外辛いもんだな、一人の雪山は…」




俺は段々と暮れていく空を仰ぎながら兄さんと初めて出会った頃を思い出していた。

伍→←参



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

ロア……のスマホ版のようだ - 祝福、、、、 (10月1日 8時) (レス) @page18 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
 よいよいの宵さん(プロフ) - もう好きでず…百之助くんも勇作くんも仲良くいい子にぞだってぐだざい… (5月12日 21時) (レス) @page9 id: 1daf7045e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：kisaragi | 作成日時：2023年2月28日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。