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中原「…ボスは、森さんは昔のボスとは違う。それだけ分かってくれれば俺はいい」
無くなったカップに酒を入れ、混ぜる
私は両手に包むように持っているカップを横に置いて、綺麗な満月に顔を上げた
中原さんも一口飲み、片手に掴みながら膝に腕を置いて月を見ていた
「…皆さんには感謝してるんです。旧ボスが死んで、正直嬉しかった。」
「失礼ですよね…」と頬を掻きながら苦笑いを溢す
「あの人評判悪かったしいんじゃね？」と以外にも軽いが返ってきた
「…こんな私でよければ、これからも部下として一緒にいてくれますか？」
何故か悲しい気持ちになり、また甘えるように中原さんにそんなことを問う
中原さんは目を見開いた後、フッと笑ってガッと私の頭を掴むように撫でる
荒々しくも、優しく
中原「当たり前だろ？俺が責任もってこき使ってやる」
その言葉に嬉しくなって、また泣きだす
中原さんは「またかよ」と言いながら笑って拭ってくれた
「よろしくおねがいします…！」
中原「嗚呼、任せろ」
酒を一気に飲み、また笑った
そんな中原さんに安心できて、まだ自分の幼稚さを感じつつも温もりを感じれる
3年前のヒーローとは違う、新しいヒーローは眩しかった
中原「おら、分かったらさっさと飲め、俺が飲んじまうぞ？」
「嫌です、最後は私が飲みますんで」
中原「さっきのシリアスはどこ行ったんだよ…」
＿中原視点＿
弱いAを見たことが無かった
弱いところを見せたがらないAが泣いて、笑って
そして何より＿＿＿
＿「…こんな私でよければ、これからも部下として一緒にいてくれますか？」＿
美しかった
弱弱しくも、それが此奴の覚悟を醸し出していた
此奴から感じたことのない、何かだった
そしてその何かに
＿＿＿胸が痛くなった様な気がした
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＊憂鬱＊(プロフ) - 天さんさん» コメント有難う御座います！面白いなんて言って頂けて光栄です( *´艸｀)更新頑張ります！！ (2016年12月24日 15時) (
レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 最初から全部読みました！！すっごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年12月24日 4時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
＊憂鬱＊(プロフ) - 白兎＠執筆準備期間中さん» コメント有難う御座います！そう言って頂けて幸いです(*´ω｀*)更新頑張らせて頂きます！ご贔屓宜しくお願い致しますm(__)m (2016年12月10日 13時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
白兎＠執筆準備期間中 - 一話から読ませていただきました(*^-^*) とても面白くて夢主ちゃんが可愛くて大好きです! 応援しています、これからも更新頑張って下さい! (2016年12月10日 1時) (レス) id: b4bc07280a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊憂鬱＊ x他3人 | 作成日時：2016年12月9日 23時
