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昼になりご飯を食べ、再び外に出て遊んでいた
が、疲れたのか、はたまた日光の温かさに負けたのか
Qちゃんはベンチで寝てしまった
私はというと太股をかしている為身動きが取れず、Qちゃんの髪を指で梳いていた
そこへ足音を立て乍ら此方に歩み寄ってくる影が視界の隅に見える
顔を上げると、そこには案の定ボスが笑みを浮かべて此方を見ていた
森「Qは如何かね？」
「元気そうです、疲れたようで…」
森「そうかい」
珍しくエリス嬢がいない
ボスはベンチの隣を指さして「いいかい？」と尋ねてきた
私が「どうぞ」と言うとゆっくりとそこに腰を下ろした
森「最近は組合以外では外に出してあげれなかったからね、3年くらいかな？」
「…それって、私が原因ですか？」
森「何故そう思う？」
「私が３年間此処にいなかったから共通点があって…何と無く、それにQちゃんは私を好いてるように見えるので。他に懐いてる人は知らないし…」
そう言って視線を下す
ボスは「そうかい」と言って私に視線を向けた
森「久しぶりの姉弟の時間はどうだったかね？」
「えっ…？」
森「…演じなくてもいいよ、本当は覚えているんだろう？」
「…どうするつもりですか？」
私は明らかに殺気を出し乍ら精一杯ボスを睨みつけた
ボスは私の顔を見てハイライトの消えた瞳で笑う
森「何もしないさ。君はそこまで馬鹿じゃないだろう？」
「ですが私の貴方に対しての警戒心が出来ました。…Qちゃん、否、久作には記憶の事は黙っていてもらえますか」
森「勿論。何も心配しないで。出来れば睨むのもやめてくれよ」
苦笑いをしてそう言う
私はというと警戒を解けずにいた
ボスもため息をついて困った表情をする
「喜んだらどうです？警戒されているということは恐れられてるということですよ」
森「でもねぇ…仮にも部下に警戒されるとどうも悲しいよ」
「嘘つかないで下さい。感情何て部下に持つほど貴方は出来ていない」
ボスは目を細めて私を観察するように見始めた
私はQちゃんを起こさないように立ち、大事に抱える
「厄介な部下を持ちましたね」
森「全くだよ…君が私に目をつけるのはいいんだ。信じろとも言わない。只私は君たちを殺すようなことはしないと約束しよう」
「…」
ボスは「では私は帰るね」と言って本部の中に戻っていった
私は如何すればいいのかわからなくなってしまい、只その背中を見つめるだけだった
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＊憂鬱＊(プロフ) - 天さんさん» コメント有難う御座います！面白いなんて言って頂けて光栄です( *´艸｀)更新頑張ります！！ (2016年12月24日 15時) (
レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 最初から全部読みました！！すっごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年12月24日 4時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
＊憂鬱＊(プロフ) - 白兎＠執筆準備期間中さん» コメント有難う御座います！そう言って頂けて幸いです(*´ω｀*)更新頑張らせて頂きます！ご贔屓宜しくお願い致しますm(__)m (2016年12月10日 13時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
白兎＠執筆準備期間中 - 一話から読ませていただきました(*^-^*) とても面白くて夢主ちゃんが可愛くて大好きです! 応援しています、これからも更新頑張って下さい! (2016年12月10日 1時) (レス) id: b4bc07280a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊憂鬱＊ x他3人 | 作成日時：2016年12月9日 23時
