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_中原視点_
無言で背中をくっ付けてくるAに驚きを隠せなかった
暫くして規則正しい寝息が聞こえ不意に其方を向いてみる
小さい体をより一層縮こまらせ幼子のように眠っていた
本当に小さな妹みたいだ
健気な笑顔が頭に連想し、同時にQが思い浮かぶ
一部記憶喪失の此奴にQが酷く哀しんだことを覚えている
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Q『お姉ちゃんって、呼んじゃダメ…?』
中原「ダメだ、Aが記憶を思い出してお前を逃がす可能性が高くなる』
Q『…じゃ、じゃあ!お義姉さんは!?それならいい!?』
中原『…お前はAに如何してそんなに執着するんだ?』
Q『…僕の、たった一人の家族だもん。いなくなっちゃったら、僕…孤独死しそう…ねえ!会う回数が減ってもいいから!お姉ちゃんには酷いことしないで!お願いだよ!お願い!』
中原『…』
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弟に守られながら生きている姉としてはどうも滑稽かもしれないが
気が付かないんだろうな、性格どころか容姿まで違う
同じと言えば髪の癖くらいか
「ううん…」と言いながら寝返りを打ち此方を向いた
妙に色っぽいその寝顔に息詰まり、何とか堪える
やっぱ誘ってる此奴←
だが眠ってるのに哀しそうな顔をするのは何故だ
何かを探すように動かす手に自分の手を伸ばし重ねてみる
すると動きをやめ、少ししてそっと握り返してきた
中原「やっぱまだガキだな、手前は…」
笑顔になるAの顔をそっと撫でる
身をよじらせて擽ったそうにしていた
俺ももう寝なければ
明日も忙しいし、まだ組合の片づけだってあるんだ
中原「お休み」
何となく、呟いてみた
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どうも憂鬱です!
あれ、これ中原さん落ちかなそうかな(((
否、落ちは中原さんかも
一応アンケ取ろうかな?迷ってます
出来ればコメントください
アンケ取ってほしいか中原さん落ちでいいか、です
毎度言いますがご贔屓有難う御座います!
読者がいると此方も書く気になりますね( *´艸`)
まあ自己満で作ってますが←それでも嬉しいですm(__)m
ちょくちょく小話もほしいかなと思ってます
小話は本編に関係してますが飛ばしたい方は飛ばせます、と感じです
番外編は出来れば物語が完結したらにしたいので最後の最後ですかね…
評価・コメント・お気に入り下さればグズが泣いて喜びます
お体にはお気をつけて
でわでわ
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*憂鬱*(プロフ) - 天さんさん» コメント有難う御座います!面白いなんて言って頂けて光栄です( *´艸`)更新頑張ります!! (2016年12月24日 15時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 最初から全部読みました!!すっごく面白いです!更新頑張ってください!! (2016年12月24日 4時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
*憂鬱*(プロフ) - 白兎@執筆準備期間中さん» コメント有難う御座います!そう言って頂けて幸いです(*´ω`*)更新頑張らせて頂きます!ご贔屓宜しくお願い致しますm(__)m (2016年12月10日 13時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
白兎@執筆準備期間中 - 一話から読ませていただきました(*^-^*) とても面白くて夢主ちゃんが可愛くて大好きです! 応援しています、これからも更新頑張って下さい! (2016年12月10日 1時) (レス) id: b4bc07280a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*憂鬱* x他3人 | 作成日時:2016年12月9日 23時