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芥川さんは影を倒し続けるが体力の限界の様
ふらふらとした足取りで反撃を繰り返していた

…正直此処までの人を信仰していたなんて思っても見てなかった
この人は何が欲しくてここまで身を壊すのだろうか
いつかの師に求めるものは何だろう
だがそんなものは所詮私欲なだけ、くだらない欲 情に過ぎない

でも、それがこの人の生きる意味なら分かる気がする

何もなかった芥川さんに生きる意味をくれたのはきっとあの人
それなら嫉妬の意味も理解できる
でもそれと私は関係ないのだが

芥川「っ…」

体力が底をついたのか、スローモーションのように倒れる
が、それを私はそっと支えた

芥川「っ!?やめろっ!僕は…」

「貴方の持論で私を決めないでください、貴方が思うほど私は太宰さんに認められている訳じゃないんです、全部あなたの妄想、被害妄想!」

芥川「なっ!?」

「貴方はそういう理由で怒りをぶつける道具がほしかっただけ!それに一番近しい私が最適だった!いい加減分かってくださいよ!!」

若干怒り気味の声色で語り掛ける
芥川さんは目を見開いた後、真剣に耳を傾けてくれた
頭の回転が悪いわけではないらしい

芥川「…悪、かった、だから…もう血を流すな」

力ない手で私の頬に触れたかと思ったらその手にべっとり付いた血
その血が自分なのはハッキリとわかった
何故なら、芥川さんは怪我をしていない
倒れたのは異能により体力がなくなっただけ
しまった、異能を使い過ぎた

「…少し、幼稚でした」

芥川「…否、僕も考えが浅かった」

今度は私ががくんと膝をついた
芥川さんは「おい!?」と言って背中を支える

「大丈夫です、体力はすぐに戻ります…お手数ですがそこの救急箱取ってくれませんか?」

芥川さんは異能ですぐにそれを取って近くに置く
箱を開けて包帯やら絆創膏やらを乱雑に取っていた

樋口「失礼しま…芥川先輩!?A!?如何したんですか!?」

芥川「樋口!手伝え!人手がいる!」

樋口「は、はい!」

「これくらい自分で((芥川「動くな、僕等がやる」…はい」

酷く焦っている芥川さんを珍しいと見ながら
押さえつけられた手足に抵抗もできないので大人しく治療されることにした
________________
明けましておめでとう御座います!
今年もよろしくお願いしますm(__)m

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*憂鬱*(プロフ) - 天さんさん» コメント有難う御座います!面白いなんて言って頂けて光栄です( *´艸`)更新頑張ります!! (2016年12月24日 15時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 最初から全部読みました!!すっごく面白いです!更新頑張ってください!! (2016年12月24日 4時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
*憂鬱*(プロフ) - 白兎@執筆準備期間中さん» コメント有難う御座います!そう言って頂けて幸いです(*´ω`*)更新頑張らせて頂きます!ご贔屓宜しくお願い致しますm(__)m (2016年12月10日 13時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
白兎@執筆準備期間中 - 一話から読ませていただきました(*^-^*) とても面白くて夢主ちゃんが可愛くて大好きです! 応援しています、これからも更新頑張って下さい! (2016年12月10日 1時) (レス) id: b4bc07280a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*憂鬱* x他3人 | 作成日時:2016年12月9日 23時

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