検索窓
今日:4 hit、昨日:22 hit、合計:42,294 hit

47 ページ1

_探偵社_

ナオミ「只今戻りましたー」

ナオミさんは元気よく探偵社の扉を開ける
ナオミさんの姿を見た探偵社の皆さんは安心した様子で胸を撫で下ろしていた

「私そんなに信用ないですか…」

太宰「一応マフィアだからねぇ」

「太宰さんだって元はそうじゃないですか、こんなの差別だぁ」

持っていた荷物をどこに置けばいいかわからず太宰さんに聞いて指定された場所に置いた
丁度部屋から死角になっていて声だけが聞こえる

探偵社の皆さんが騒いでいる間にお茶であろう入れ物に新しいものを取り換え置き直す
袋の中から自分のものだけを取って後はそのまま置きっぱなしにしておこう
そう思って立ち上がろうとした

が、それは簡単に遮られた

「貴方は…江戸川さん?」

江戸川「乱歩でいい、ちょっと興味湧いたから話し相手になってよ」

腕を掴まれた正体、乱歩さんがそんなことを言う
私は反応に困りどうしようかと口を開いた時

ppppp…

「…すいません、出てもいいでしょうか?」

江戸川「えー…いいよ」

「有難う御座います」

腕を離されすぐに携帯を確認する
仕事用の着信音、マフィアからの連絡である

「…すいません、仕事が入りました」

江戸川「えー!お話ししたいー」

そう言って駄々をこねる乱歩さんを宥める
幼く感じる彼に少し笑ってしまって怒られた

江戸川「むー…じゃあまた此処に来て!約束!」

「! はい、約束です」

差し出された小指に小指を絡ませ指切りをする
それから私は立ち上がって乱歩さんに頭を下げ玄関に向かった

太宰「仕事かい?」

「個人情報です、では」

「冷たいなぁ」と言って顔を伏せて笑う
そんな太宰さんを無視して私はドアノブに手を掛けた

ナオミ「Aちゃん!今日は有難う!」

そう言って笑って私を見る

「…此方こそ楽しかったです、あ、有難う御座います」

ギクシャクしながらもそう言って探偵社を出た
最後にナオミさんが憐れんでいる目で私を見ていたことは気づかなかったことにしよう

さて、



 

 

 





「姐さんの所に行くか」

新しい任務は
紅葉姐さんの護衛

48→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

*憂鬱*(プロフ) - 天さんさん» コメント有難う御座います!面白いなんて言って頂けて光栄です( *´艸`)更新頑張ります!! (2016年12月24日 15時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 最初から全部読みました!!すっごく面白いです!更新頑張ってください!! (2016年12月24日 4時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
*憂鬱*(プロフ) - 白兎@執筆準備期間中さん» コメント有難う御座います!そう言って頂けて幸いです(*´ω`*)更新頑張らせて頂きます!ご贔屓宜しくお願い致しますm(__)m (2016年12月10日 13時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
白兎@執筆準備期間中 - 一話から読ませていただきました(*^-^*) とても面白くて夢主ちゃんが可愛くて大好きです! 応援しています、これからも更新頑張って下さい! (2016年12月10日 1時) (レス) id: b4bc07280a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*憂鬱* x他3人 | 作成日時:2016年12月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。