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ボスは涙目で写真を敦君と谷崎さんに見せて聞く
2人は首を横に振るがロリコン話を繰り広げていた
が、それを理由に残るという
それからモンゴメリさんは簡単にルール説明を行う
私はその話を頭に叩き込みながら今後について考えていた
谷崎「二人同時でもいいのか?」
モンゴメリ「勿論よろしくってよ、お遊戯はみんなの方が楽しいもの」
そう返事を聞くと顔を見合わせて頷く
鍵を取って走りだそうとしたその時だった
モンゴメリ「ひとりめ捕まえた☆」
谷崎さんが瞬時に捕まった
それにしても
(速過ぎる…)
アンはまるで光のように谷崎さんを捕まえた
すると奥の扉が開いて沢山の手がのびてくる
その手は谷崎さんを所々掴んで引きずり込んだ
「これは…何ともホラーチックな」
モンゴメリ「アンを侮辱しないで下さる?」
「侮辱なんかしてませんよ、あの人形は私結構好きですし」
そういうとちょっと嬉しそうにしたモンゴメリさん
え、待って可愛い←
敦君は部屋中を逃げ回る
アンと同じくらいの速さで部屋の中を駆け回っては様子を伺い、隙を見つけようとしている
すると突然モンゴメリさんは孤児院にいた時の話をし始めた
私も敦君もボスも静かにその話を聞く
極めつけにモンゴメリさんは真っ黒な死んだ目で敦君に嫉妬の意をぶつけた
モンゴメリ「ねえ何故貴方なの?どうしてあたしではないの?
____不公平よ、貴方もあたしの気持ちを思い知るべきだわ…この部屋の中で永遠にね」
その合図と同時に勢いよく腕を伸ばし敦君に投げつける
敦君はすぐにそれをよけプレゼントの山を崩してアンの目を眩ました
敦君は駆けて谷崎さんが落とした鍵を取った
森「少年!危ない!」
中島「え?」
鍵が変形し敦君の喉を切った
その衝動で敦君は鍵を投げてしまった
その鍵は運悪くモンゴメリの足元に転がった
それからも数分、恐怖の鬼ごっこは続いた
___
__
_
刹那、敦君は何を思ったのか出口へ向かって走り出した
モンゴメリ「お友達を捨てて逃げる気!?」
敦君が扉に手を掛けた瞬間
ボスがリボンへを手に敦君の首を引っ張った
森「ダメだよ少年、敵はあっちだ」
うお怖
それからボスは街医者を演じて一つヒントを与えた
敦君は心を入れ替えたのか再びモンゴメリさんに向かう
だがモンゴメリさんは随分と小癪な手が好きなようで
敦君の下からアンを出し捕まえた
モンゴメリ「はいおしまーい☆」
そう言って両腕を上にあげ万歳をする
ボスと私は少しばかり安堵した
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作者名:*憂鬱* x他1人 | 作成日時:2016年10月30日 16時