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＊続いて中原視点
暫くあるいて着いた場所は暗いひっそりと建つ一軒家
Aはここに一人で住んでいるらしい
家は首領が上げたらしい、親は他界してしまっている
俺は何時ものようにインターホンを鳴らすがそのしたの新聞入れから紙が一枚出てきた
『ごめんなさい、ほっておいてください』
変わらない紙切れにため息をこぼす
中原「おいA、まだ入り口にいるだろ」
威圧的に声を掛ける
中からはガタンッと何かに躓いた音が聞こえた
中原「首領が今回は無理やりにでも出させろと言ってんぞ、そろそろ出てきたらどうだ？」
「...」
数秒後ドアに隙間ができ、俺よりも低い位置から黄色い目が見える
「...中原さん、すいません...心の整理が付かなくて...」
中原「...俺は何があったか知らねぇけどよ、此方も仕事だ、ケリつけろ」
隙間にてを伸ばして出来るだけ優しく頭を撫でる
Aは驚きながらも嬉しそうに笑った
「...もう少し、お待ち下さい...準備してきます」
中原「おう」
俺が返事を返すと扉は閉まり、中からは少しだけ物音が聞こえ始めた
数分後、Aは仕事服に着替えて出てきた
中原「忘れ物ねーか？」
「もう...私16ですよ？子供じゃないんです」
中原「世間からしたらまだ子供だ」
「中原さんも(((何でもないです」
中原「全部言ってたらまず鼻折ってたぞ」
「そしたらもう中原さんと口聞きません」
中原「めんどくせぇ...相変わらず露出度高ぇな」
「私も思いますがこっちの方が仕事がしやすいんです」
そう言えば俺はAの所属を知らない
青鯖について歩く事しかイメージが浮かねぇ
中原「お前所属は？」
「分かりません」
中原「は！？」
「...何でも屋？みたいなものなので」
知らなかった
取り敢えず特徴を聞いて出来るだけAを知らないといけない
そう思い安易に口を開いてしまった
中原「お前得意な技とかあるのか？」
そう聞くとスンと無表情になり、目から光が消えた
だが直ぐに笑顔になり、答えた
「...ハニートラップ、です」
中原「！？」
この歳でハニートラップ
体を使った誘惑で相手を殺すのを得意としているのか？
まだ未成年で？
中原「な、何でハニートラップ...？」
「着きましたよ、首領の所に行きましょう！その時にお教えしますね」
色の無い笑みを浮かべて歩いていった
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作者名：＊憂鬱＊ x他1人 | 作成日時：2016年10月30日 16時
