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任務内容が知らされ、私は現在裏路地にて休憩していた
静かに時間が過ぎるのを待ってひんやりとしたコンクリートに腰を掛け目の前の赤い水溜まりを眺めていた
「裏切ったりするから、痛い思いするのに」
可哀想に、なんて愚かなことをしてるんだろう
別に私はマフィアを抜けたいわけではないけど、もう少し可能性とか考えなかったのかなぁ
ゴロゴロとコンクリート上を転がりながら空を見た
憎らしいね、太陽め目が痛ぇよクソ←
「そろそろ帰ろ」
そう呟いて立ち上がり、死体のそばに近付いた
私は異能を使い、偽物の百合をそっと置いた
「来世では楽しく生きてくださいね」
そう残して路地裏を後にした
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿
バァンッ！！！
「只今ぁ〜！！！！！(((中原「うるせぇぇえええ！！！！」そっちの方がうっさいですよ！」
こんなに明るく登場してあげたのに！←
絶対暗い雰囲気だったんじゃないですかこの部屋！
将来皺増えますよ(((
私が中に入ると同時に部屋を出ようとする芥田さんと樋口さん
その間際芥川さんにぶつかって軽くよろける
「スイマセン」
芥川「気を付けろ、愚図め」
「！？」
樋口「芥川先輩！？…えっ、と…！」
樋口さんは何か言おうとしていたけど芥川さんを追いかけて行ってしまった
私はポカンとしたままその後姿を見ていた
「…なんであんなに機嫌悪いんです？」
中原「それは俺がわりぃ、お前が元太宰の部下だって話をしたんだ」
梶井「彼、太宰にご熱中だからさ」
沢山の檸檬を抱えて笑う梶井さんは完結し説明してくれた
そういえば芥川さんも元々あの人の部下だったっけ
…あの人の何がいいんだろ
「そうですか、それと私は別にいいのですが…」
瞬間、部屋が一気に冷たくなった気がした
寒気と冷や汗に幹部までもが一滴の汗を見せた
「確かに彼のほうが先輩ですが…立場を考えられた方がいいと伝えておいた方がよろしいのでは？」
にこやかに、張り付けた笑みを浮かべた
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作者名：＊憂鬱＊ x他1人 | 作成日時：2016年10月30日 16時
