52話 ページ11
少年がいた。
少年には友達がいなかった。
いや、作ろうとしなかった。
少年は周りの子供達より物覚えがよかった。
そう、異常な程に。
それを褒める者、気味悪がる者がいた。
少年はそんな者から逃れたくてずっと独りでいた。
だが、少年が成長して中学2年になった時...1人の少女が少年に歩み寄った。
少女は頭は良くないが、笑顔がとても似合う子だった。
少年は自分に近づこうとする少女を拒んだ。
だが、いくら少女を拒んでも少女は笑顔で少年の傍にいた。
いつしか、少年は少女といつも一緒にる"友達"になったのだ。
少年は幸せだった。
いつも愛想の悪い自分の傍で笑顔でいてくれる少女が光になっていた。
傍にいるのが当たり前だった。
そんなある日、少年は見た。
少女が独り、教室で泣いていたのだ。
信じられなかった。
いつも眩しい程の笑顔でいる少女が泣いているなんて。
少年は逃げた。
そして、高校の夏ー
少女は自ら命を絶った。
少年は少女を失って気が付いた。
自分が少女に恋をしていた事を。
少年はずっと後悔している。
あの教室で自分が少女の手を取っていればと。
.......これはシン兄の過去のお話し。
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えｒｔｙ - 更新がんばってください！ (2017年2月7日 0時) (
レス) id: ad78ded5fa (このIDを非表示/違反報告)
カノとセトlove// - セトがかっこよすぎてやばい!!!これから、どんな展開になるか楽しみです!!!これからも頑張って下さいっす!! (2014年10月14日 0時) (レス) id: aa70e35158 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - ライカポップさん» シンタロー「そんなに言われると...照れるだろ...//((ﾌﾟｲｯ」 (2014年9月7日 16時) (レス) id: d32b47ab29 (このIDを非表示/違反報告)
ライカポップ(プロフ) - はぅ///めちゃくちゃ･･･カッコいいですね･･･/// (2014年9月7日 16時) (レス) id: 35983fbda3 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - ライカポップさん» シンタロー「おっ、俺は当たり前の事をしただけどな。でも、その...サンキュ...//((ﾎﾞｿｯ」シンタローで返してみました♪ (2014年9月6日 21時) (レス) id: d32b47ab29 (このIDを非表示/違反報告)
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