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第393話ページ4

『…ていうかお前ら2人仲良いのか？

敵同士になってたんじゃねぇのか？』

乱「うん？あぁ、TDDの事？

僕らもH歴3年の前半はこんなに仲良くなかったよ

でもルークに会ってからは仲直りしたのかな？」

左「一郎のダボの事は今でも死ぬ程嫌いだけどな」

乱「早く仲直りしなよ～っ！

…ていうか左馬刻本当は僕の事怒ってたりしない？

昨日の事で僕の事嫌いになったりしてないの？」

左「…」

碧棺左馬刻は少し黙り込んでしまい、俺と飴村乱数は少し複雑な面持ちでその返事を待っていた

左「…ま、許しちゃいねぇが別に嫌っちゃいねぇよ

お前に色々世話になったのは事実だしな」

乱「あそ？なら良かったっ！

…本当に？左馬刻」

左「ヒプノシスマイクで話してやろうか？」

乱「…じゃあお願い」

キュィィン！！

左「…テメェの事許せねぇは許せねぇわ

簓の事もTDDの事も俺は許さねぇ」

乱「…うん」

左「…けどお前もそうするしかなかったってのは認める

怒っちゃいるがお前の事責めても仕方ねぇのは分かってる

…だから俺はそれ知った上でこれからもお前と付き合ってやる」

乱「…！！左馬刻…」

左「実際ルークと会ってからお前に写真送ってもらったりしてたしな

それにお前も俺の惚気話聞いてくれたりしたろ？」

乱「うん、そうだけどそれルークの前で言って良いの？」

左「良いだろ今更

どうせこいつ鈍くて分かんねぇよ」

乱「あははっ言えてる！

…じゃ、これからもどうぞ宜しくね？」

左「あぁ

仲直りしてやるよ」

乱「…ありがとう、左馬刻」

そう言うと2人は柔らかい表情で手を繋ぎあい、和解して互いを認め合っているようだった