新居の隣人さんが大好きすぎる人な件。【現パロ】【wrwrd】 (ページ13)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:30,404 hit

12話ページ13

…………はっ
ぼーっとしてる場合じゃなかった…！

「ご、ごめ…大丈夫？」

tn「おん。Aさんこそ大丈夫か？その…えーと…あ、離れんとな、すまん！！」

顔を真っ赤に染めたトントンはすぐに離れてタオルを私に手渡した。

「あ、ありがとう…」

白い服着てこなくてよかった、透けるとこだった…
てかトントンから押し倒されるとか泣きそう
その顔で私を見ないで心臓のばくばくが止まらないから！！

tn「うちの風呂使ってええから！服は俺が…」

「私の家隣やからそこまでしなくても」

tn「せやったぁ…！！」

余程テンパっているのか頭を抱えてうずくまる。こんな時でもかっこいいとか反則かよ

「私のことは気にしないで、床汚れてるから早く拭かないと染み込んじゃうよ。着替えてきたら私も手伝うから」

tn「ん…分かった」

よし、とりあえず着替えてくるか。
まさかこんなことになるとは思ってもいなかったが、まぁこんな表情のトントンを見れたし良かったってことで。

「んじゃ、またすぐ来るから！」

そう言って、トントンの部屋を出て家に帰った。

まずは服を洗濯機に入れて
洗濯は…夜にするか。
クローゼットを開けて目に付いた服を手に取り着て、トントンの家に戻る。

「トントン、雑巾ある？」

tn「あるで。ほい、これ」

乾いた雑巾を私に手渡す。
その雑巾を使って拭き始めた。

tn「こんなことまでさせてしもうて、ほんますまん…」

「っ……気にしすぎ」

tn「笑わんくても…こっちは真剣やのに」

ぷくっと頬を膨らませて言う。
んんっかわいい…

「ごめっ…かわい………」

tn「男にかわいいは禁句ですぅ」

…言い方があざとい。
そんなやり取りをしている時
インターホンがなった。

tn「俺が出るわ。申し訳ないけど、暫く1人でここしてもろてええ？」

「ええよー」

ほんま、迷惑かけるなぁと言うと
玄関の方へ行って扉を開ける。

少し声が聞こえるが…
どうやら配達員のようだ。

よしトントンが来る前にここの掃除終わらせるぞ…

暫くトントンと掃除をやっていた為、だいぶ綺麗になっていた。

tn「配達物やったわ…あれ、もう終わったん!?」

「うん、元々だいぶ綺麗やったし」

tn「おぉ…綺麗になっとる」

あれ、そういえばトントン…編集中だったよね…

「ごめん邪魔して！編集頑張ってな！」

tn「あっ、ありがとな！」

トントンに手を振って
家に帰った。