続き ページ17
「へ？」
急に視界が180度変わった。
下を向き、頬杖をつきながら彼の頬をつんつんしている間のことだった。
シャオロンは私を組み敷き、どこか熱を帯びた顔で私を見つめる。
syo「その気にさせたんはAやからな？」
するりと私の唇に指を滑らせ、キスをした。
最初は軽めのキスを何度か。
次は長め。そして…舌が入ってきた。
「ふぁ…ん…っ」
syo「あー…もう、なんでこんなに可愛ええんや…！」
更に激しく私の唇を奪う。
「んんんっ…！！ちょ、やめっ…」
syo「ばーか。こんなもんでやめるわけないやん」
とうとう私の身体に手を付け始めたかと思うと、手を止めた。
syo「………やっぱやめとく」
「…え？」
syo「ほんまはもっとしたいねんけど…」
でも、キスまではともかく最後までするのは流石にAが嫌やろ…？と、悲しそうな顔で言う。
私自身、怖いなと思った時はあったのだが
何か物足りない気もして。
でも、シャオロンがこうして私を思って言ってくれているのだからと「ありがとう」と言って、軽く頭を撫でる。
syo「……Aは俺のお母さんか！」
「ふふっ…それもいいかもしれんな、今度コネシマとかと一緒に家族ごっこやる？」
syo「シッマは無理やろ」
「ペットにしときゃ大丈夫じゃない？」
syo「ペットwwww」
いつもの調子が戻ってきたところで、急に眠たくなってきた。
「ふぁ〜…ごめんシャオロン、眠たくなってきた」
syo「お、じゃあそろそろ寝るか」
「おやすみ」と言い合って、相変わらず窮屈な布団の中で2人一緒に寝た。
_____
「……んーーっ！」
朝起きた私は背伸びをして、昨日一緒に寝たシャオロンの方を向く。
彼はまだすやすや幸せそうに眠っていて、起こすのも気が引けるなと思ってそのまま布団から出た。
………それにしても寝顔思ったよりハンサムやな。
じーっと顔を見つめると、丁度起きたシャオロンと目が合った。
syo「…なんや、俺の顔に何か付いとったんか？それともまた昨日みたいにしてほしいんか？」
朝っぱらから何を言い出すのだろうか。
昨日のことを思い出して赤くなった顔を隠すように、
「ほら、扉開いてるからはやく出るよ！」
と言う。
はいはい、と言って彼は布団から出たすぐ
私の手を握りこう言った。
syo「一緒に出よ」
「ん」
syo「やったぜ」
嬉しそうなシャオロンと共に、部屋を出た。
互いの好きなところを30個言わないと出られない部屋【syo】→←一晩一緒に寝ないと出られない部屋【syo】※ピンク注意
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そら(プロフ) - 兄さんでくすぐられてないと出れない出来ますか？ (7月13日 21時) (
レス) id: 28b2b5bf68 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木 - 夢に向かって頑張って下さい！応援してます！ (2021年8月7日 19時) (レス) id: d931034a13 (このIDを非表示/違反報告)
ひとほ＆まご＿Mago(プロフ) - ひとらんさん関西弁じゃないですよ (2021年4月29日 16時) (レス) id: 542167216b (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ - 黄緑さん» ありがとうございます！そろそろ更新出来そうなので、しばしお待ちを…！ (2021年3月11日 21時) (レス) id: c548d54bcf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ - 銀狐さん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。リクエストありがとうございます！リクエストに応えられるよう頑張りますが、あまり期待はしないでいただからと幸いです。 (2021年3月11日 21時) (レス) id: c548d54bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2020年10月15日 1時
