一晩一緒に寝ないと出られない部屋【syo】※ピンク注意 ページ16
みかん様、リクエストありがとうございます！！
＊＊＊＊＊＊
今度は何だと周りを見渡すと、ご丁寧にひとつのみ布団が敷かれてある。
syo「はぁ？なんやここ」
「あ、シャオロン」
あからさまに不機嫌そうなシャオロン。
何をしていたのかは聞かないでおこう。
それにしてもこの布団で薄々察せるが、まぁ紙を見てみないと確信は持てないので紙を見た。
"一晩一緒に寝ないと出られない"
「はぁん？」
syo「いつも以上に間抜けな声出してどしたん？」
「ん？い、いやなんでもないよ」
少し眠たそうだったので、早く寝なよと急かすと、そんな私に不審に思ったのだろうか。
彼は私に近付いてこう言った。
syo「なーんか隠しとるやろ」
「え？何にも？」
syo「だってお前、何か隠す時は必ず後ろで手、組んでるし、目が泳いでるし」
ぷっと笑いながら「毎度、隠しきれてないでw」と言う。
私はいつの間にかそんな事をしていたのか…
気をつけねば…！！
syo「…で、何よ？」
「……………これ見て」
もういいやと諦めて彼に紙を見せると、途端に顔を赤くさせた。
syo「こ、これはホンマにしなきゃアカンやつ？」
「おん…」
syo「そうか…」
何か考え事をし始めた彼を数分待っていると、何か思いついたようにポン！と手を叩き、自ら布団に入った。
ちなみに布団は1人分しかない。
つまり、彼が入ってしまったら私の入る場所がないのだ。
syo「俺は別に、一緒に寝てもええんやけどな？」
からかうような、挑発するような目で言ってきたので耐えきれず、「私だって一緒に寝るくらいどうってことないし！？」と言ってしまい。
そのまま布団にガバッと入った。
勿論そこにはシャオロンが居て窮屈だったけど、ピッタリ密着しているので暖かいし、私が平均より少し小さい為ぎりぎり布団に入れはした。
「ほらね？」
syo「お前っ……そんな密着すんのはどうかと思うぞ？」
「シャオロンは何もしてこないって思ってるし大丈夫〜」
そう言いながら私は彼の頬をつんつんする。
気持ちいい。普通に楽しい。
syo「………お前、俺が男やってことちゃんと分かっとるんやろうな？」
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そら(プロフ) - 兄さんでくすぐられてないと出れない出来ますか？ (7月13日 21時) (
レス) id: 28b2b5bf68 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木 - 夢に向かって頑張って下さい！応援してます！ (2021年8月7日 19時) (レス) id: d931034a13 (このIDを非表示/違反報告)
ひとほ＆まご＿Mago(プロフ) - ひとらんさん関西弁じゃないですよ (2021年4月29日 16時) (レス) id: 542167216b (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ - 黄緑さん» ありがとうございます！そろそろ更新出来そうなので、しばしお待ちを…！ (2021年3月11日 21時) (レス) id: c548d54bcf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ - 銀狐さん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。リクエストありがとうございます！リクエストに応えられるよう頑張りますが、あまり期待はしないでいただからと幸いです。 (2021年3月11日 21時) (レス) id: c548d54bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2020年10月15日 1時
