Dキスをしないと出られない部屋【zm】 ページ1
z「………い！…おい、A！」
「ん…？ゾム？」
z「寝ぼけてないではよ起きいや」
ぺし、と軽く頬を叩くゾム。
「ここどこ」
z「知らん」
「え」
どうしようか。
まずはこの部屋から出なければ…
そう考えていると、上からひらひらと1枚の紙が落ちてきた。
「なんだこれ……Dキスしないと出られない部屋？…………って…は？！」
z「Dキス？あーまぁええんちゃうか？」
「えぇ…」
そんな軽いノリで言われても。
ちょっ、じりじり近付いてくるのやめてもらえませんかね！？
z「俺とお前の仲やろ？今更そんなん大したことやない！」
「なんや俺とお前の仲って！ちょっ…待て！待つんだ気が早いよゾム！」
z「でもキスしないと出られへんのやろ？」
ゆっくりと近付いてくるゾム。
ゆっくりと後ろに下がる私。
__トン。
えっ？もう壁際まで来たんか…！？
z「もう逃げられへんなぁ」
満面の笑みでそう言ったゾムは私の肩を掴む。
「わ、分かったから、この手離そうか！？」
z「えー駄目や。このままがいい」
あっ可愛い。だめだ無理に離せない。
無意識に手がゾムの頭へと動き、よしよしと撫で始めてしまうほど、可愛かった。
可愛いって言ったら怒りそうだから言わないけど。
するとゾムは予想通りだと言わんばかりに私の手を取った。
「………!!!んんっ……んぁ…はっ…!や、ちょ、ゾム…!?ぅ…んッ」
z「んっ……」
ゾムを離したいが手が塞がれており、そんなことはできない。
されるがままになっていた。
息が苦しくて少し口を開けると、口の中に何かが入ってきた
「んッ！？…んはぁっ………んんっ……!!」
z「んっ……はぁっ……」
急にそんなこと…聞いてないよゾム！！
部屋中に音がよく響く。
暫くしてキスが終わり少し離れると、互いの口から糸が張っていた
z「可愛すぎ、反則や」
「…急にするの禁止。あと可愛くない」
頬を膨らませて少し怒ったように言うと
z「すまんすまん」
そう言いながら触れるだけのキスを何度かした。
「反省してないやん！！」
そうツッコミを入れつつも、胸の高鳴りは抑えきれず、目の前に居るゾムを意識せざるをえなかった。
それを無理やり逸らすように、2人で扉の方へ向かった。
その後もたまにキスされたとかされてないとか。
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そら(プロフ) - 兄さんでくすぐられてないと出れない出来ますか？ (7月13日 21時) (
レス) id: 28b2b5bf68 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木 - 夢に向かって頑張って下さい！応援してます！ (2021年8月7日 19時) (レス) id: d931034a13 (このIDを非表示/違反報告)
ひとほ＆まご＿Mago(プロフ) - ひとらんさん関西弁じゃないですよ (2021年4月29日 16時) (レス) id: 542167216b (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ - 黄緑さん» ありがとうございます！そろそろ更新出来そうなので、しばしお待ちを…！ (2021年3月11日 21時) (レス) id: c548d54bcf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ - 銀狐さん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。リクエストありがとうございます！リクエストに応えられるよう頑張りますが、あまり期待はしないでいただからと幸いです。 (2021年3月11日 21時) (レス) id: c548d54bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2020年10月15日 1時
