私の存在意味【ＨＱ！】２

５６-月島- ページ14

名前に手を引かれて食堂についた

みんなはもう席ついていて、遅れたことを謝る
まぁ、男子全員は遅れた意味を知ってるんだが

僕も席に向かう

席に座ると山口がすぐさま話しかけてきた

山「どうだった？」

月「・・・‘なんで謝んのさ、ほんとのことなのに‘だって」

それを聞いて、山口はひどく顔を歪ませて「そっか」といった
名前以外にも報告をしたら、みんな同じ反応を見せた

名前はもう食べ終わっていて、すでにマネージャーの仕事をしている

澤「・・・名前は、本当に自分が嫌いなんだってわかるな・・・」

谷「名前ちゃんはもう、それが当たり前なんですよ・・・
自分のこと、普通に貶します・・・」

日「一年だけで帰ったときも‘自分のことどう思ってる？‘って聞いたら
‘この世に存在しなくてもいい奴‘って言ってました」

スガ「なんとかできないかな・・・」

月「僕らがなに言ったって無駄ですよ
本人言ってたじゃないですか、人間不信なんですよ？
多分、自分の悪いようにとらえますよ」

ねぇ

いつになったら信じてくれるのさ？
なんか、イライラするんだよね
こんなにみんな悩んでるのに

「・・・ばかでしょ」

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