第34話 ページ35
そして店が終わる時間になり、俺は帰る支度を整えていた
そして更衣室から出て再び店に戻ると−−−−
左「…おう、間に合ったか…」
『…碧棺左馬刻…？』
いつものように碧棺左馬刻が迎えにきてはいたが、何だか少し疲れたような顔をしている
それに急いで来たのか、何だか少し焦ったような表情が伺える
『…お前、どうした？』
左「別に？どうって事はねぇよ
俺にも色々あって急いでこっち来たんだわ」
それだけ言うと碧棺左馬刻は「帰んぞ」と言って俺の腕を引いて車に乗ってしまったため、俺はそれ以上あまり聞かずにただ黙って車に乗っていた
左「あー…ねみぃ…」
車を運転している碧棺左馬刻は何だか眠たそうにそう言っている
仕事が忙しいのだろうか
それとも何か碧棺左馬刻にとって大事な用でもあったのだろうか
『…そういえば碧棺左馬刻』
俺はまだオルタナティブラップバトルに誘われた旨を碧棺左馬刻には伝えていない
何せ今日の朝だってこいつがギリギリまで眠ってくれていたおかげでロクに話す暇もなかったためだ
『俺、1ヶ月後にオルタナティブラップバトル見学しに来いって勘解由小路無花果から言われた
中王区の入場許可証が家に送られるらしい』
左「…！そうかよ」
碧棺左馬刻は何だか少しだけ驚いたような顔をしつつ、俺にそう答えた
左「何だよ、お前初めからその事知ってたんか
じゃあ隠す必要もねぇな
俺らもその大会に参加すんだわ」
やはりそうなのか
コナーさんの言っていた通りだ
左「大会ギリギリまで言わずに開催近くなったらお前の事誘ってやろうと思ってたのに…
間に合わなかったか」
碧棺左馬刻は少し残念そうにそう言っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ヒプノシスマイク」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユウ(プロフ) - ショコラさん» ショコラ様、いつもコメントしていただきありがとうございます！前作目を通して頂いていたようですのに消してしまってすみません…今回こそはちゃんと最後まで何とか書きたいと思っていますのでどうか見守っていただけますと幸いです！ (2020年5月24日 14時) (
レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 続 応援しているので、頑張ってください！(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2020年5月22日 1時) (レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 新作、おめでとうございます！誰しもスランプや行き詰まりもありますよ！気長に書いてください！完結できるまで待てますので！ (2020年5月22日 1時) (レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユウ | 作成日時：2020年5月20日 17時
