第34話 ページ36
対話室にて
保「初めまして」
『…はじめ、まして…』
私は寂雷さんと一緒に学校の保健室の先生と会っていた
保「廣瀬Aちゃん、であっているよね?」
『…はい…』
保健室の先生は若い女性の先生だった
初めは知らない人だったから少し怖いと思っていたけれど、その人はとても優しく話しかけてくれていて、私はそれを見て怖くなくなった
保「神宮寺先生からお話は聞いてるよ
学校に行けるようになるまでまだ少し時間がかかるみたいだけど…
これから学校に来れるようになるまで何回かここに来るし、いつでも私達はAちゃんが来るのを待っているからね
これから宜しくね、Aちゃん」
『…はい…よろしく、お願いします…』
そう言うと保健室の先生はまたにっこり笑ってくれた
保「お友達もAちゃんが来てくれる日を楽しみにしているよ
お外に出るのとか知らない人と会うのは怖いかもしれないけど…
少しずつ慣れていけるように私もサポートするからね」
『…はい…ありがとう、ございます』
寂「…Aちゃん、大丈夫そうかい?」
『…はい…大丈夫、です…』
私がそう言うと寂雷さんは私に笑顔で「偉いね」と言って褒めてくれた
寂「そしたらAちゃん、私はまた先生と少し話をするから病室に戻っていてくれるかな?」
『…はい…分かり、ました…』
私はそう言って対話室の椅子から立ち上がった
『…失礼、します…』
保「また来るね、Aちゃん」
『…はい…さようなら、先生…』
先生は私に手を振って見送ってくれていた
私はそれを見ながら対話室を去り、病室へ戻って行った
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ユウ(プロフ) - ショコラさん» ショコラ様、いつもありがとうございます!話がなかなかまとまらない自信がありますが頑張って更新していきたいと思っていますのでどうか見守っていただけますと幸いです。これから宜しくお願いします! (2020年4月9日 6時) (レス) id: 9c53f129ea (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 新作、おめでとうございます!前回の左馬刻様のお話、最高でした!新作が出てくるのを楽しみにしてました!応援しているので、頑張ってください!(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2020年4月8日 11時