第35話 ページ40
−−Aの会社にて−−
先輩男1「…身長は110cm
見立てでは推定5歳ですね」
『ウチもそんな気はしていました』
ウチの会社はコンサル会社やし問題解決能力の高い人間が集まっている
何か喧嘩が社内で起きれば即時皆で話し合いが始まるし、トラブルが起きれば皆で打開案を考える
そういう議論(ディベート)が行われるのは常日頃の日常やし、コンサル会社をやってる手前内部で起こった問題を自力で解決できないようじゃ仕方がないって皆どこかしらで思ってる節があるんやって思う
先輩女1「言葉の退化はありませんし、普段の白膠木さんと同じ仕事の出来栄えを発揮していますが…」
同僚男1「白膠木は仕事がいつも早いんですよね
俺計画性なくて自分の予定破綻させがちなんで…」
先輩女2「成橋くんはスケジュール管理能力は少し低いけど、商談に応じる時の客先に対する態度が素敵だって思うわ
普段から白膠木さんと一緒に組んでる事だし、補完しあっているんじゃないの？」
同僚男1「えぇ、白膠木がいない間俺結構しんどくて…」
『…それはともかく、ウチ今営業には行けへんですから外でお昼って訳にも行かないんですよね
古畑さんがホンマに子供服買うて来てくれるなら別ですけど』
先輩女3「古畑くんなら買って来るわよ
お子さんが丁度同じくらいのお歳だから良いの見つけてくれると思うわ」
『そうですか
ほんなら感謝にラーメンでも奢らんといかんですね』
ウチの身体についてはウチもまだ模索段階
けど今の所目線に変化があった以外はホンマに何も変化していない
普通に仕事できるし、ウチでキーボード叩くのも別に億劫にならんし
とまぁ、その程度に思って振り返るつもりもなかった
同僚女1 「あ、白膠木さん！
そういえばコレ」
『…おん？』
同僚女1「この前の休みでキョウトディビジョンに出かけたんです
その時のお土産です」
けど同僚のウチより年齢が上の女の子に八つ橋を勧められて、その展開は崩れる
ウチが子供に変わる事によって起こる影響
それは過去に亡くしたはずの「何か」をウチに取り戻していた
『…おおきに
ウチ甘いのあんまり味分からんけどええ？』
同僚女1「ええんです
皆に配ってるんで！」
そない言われて受け取った八つ橋を口に含むと同時に、ウチはとある事実に直面する
『…！？』
同僚男1「…？白膠木？」
同僚女1「え…？
…どないしたんですか？」
『…味が分かる…
…甘い…』
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ユウ(プロフ) - 星猫さん» 星猫様、コメントありがとうございます！知ってるアニメは少し前のだと黒バス、Reborn、デュラララ‼︎、K、黒執事など、最近のだとヒプマイ、（アニメじゃないけど）ツイステなどです。見たいアニメは色々あれど追いつけてないのが実情です（すみません）。 (2021年9月25日 20時) (
レス) id: bc7f931f45 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年9月25日 19時) (レス) @page5 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月25日 19時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2021年9月19日 22時
