第32話 ページ33
同じ頃
ヨコハマ某所にて
舎弟「兄貴!入間さんが来やした!」
左「通せ」
兄貴と言われたその男−−碧棺左馬刻は舎弟にそう指示した
そして入間さんと呼ばれた男−−入間銃兎は部屋に通される
銃「左馬刻、お前に手伝ってもらいたいことがある」
左「ハッ!警察がヤクザを頼るなんざ世も末だなぁ?」
銃「…貴様のことブタ箱から何度も出してやったのはどこの誰だと思ってるんだ」
左「チッ…まぁ聞いてやるよ」
そう言われ、入間銃兎は何やら資料を取り出し淡々と説明を始めた
銃「…ある薬が今街に出回っている…
それを売買している奴らは違法マイクを所有しているせいで一般人は手出しができないで薬漬けにされてる
見逃すわけにはいかない」
左「あぁ…そーいやオヤジもちょうど同じ奴ら探してたわ
うちもヤクの類は嫌いだからなぁ
お前、そいつらぶっ潰しに行くんだろ?」
銃「そうだ
奴らのうちの1人から、取引に関する情報を入手した
明日の夜2時、この路地裏に奴らはきっと来る」
左「あぁそう
理鶯も呼ぶか?」
銃「戦力が多い方が助かるのは事実だ
できれば理鶯にもお願いしたいと思う」
左「じゃ、理鶯のとこ行くか
…ヨコハマで悪いことする奴らは許さねぇ
死ぬより辛い思いさせてやろうじゃねぇか」
銃「…頼みますよ」
そう言って2人は部屋を後にし、理鶯と呼ばれた男−−毒島メイソン理鶯の元へと車を走らせた
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作者名:ユウ | 作成日時:2020年2月8日 9時