Who am I？ (ページ28)

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第27話ページ28

一郎side

今日は依頼を片付けて朝帰りした

なのでこの時間まで寝てしまっていた

一「…今何時だ？」

時計を見るとすでに午後の2時を回っていた

一「あー…二郎と三郎に申し訳ないことしちまったなぁ…」

2人の弟の食事を作ってあげられなかったどころか、見送りまですっぽかしてしまったことに申し訳なさを覚える

ふと、スマートフォンが鳴った

ロック画面を見ると

一「え…乱数…？何で…？」

乱数からチャットが来たことに違和感を感じ、俺はロックを解除し、チャットアプリを開いた

そして、息を呑んだ

一「！」

そこには写真付きでこう書かれていた

「文京区のbar.persosの店員さん

名前はルーク・アニシナ

記憶喪失で最近1ヶ月しか記憶がないらしい

でも、この見た目、どう考えてもそうだよね？

彼について調べて欲しい

それから、できれば彼が

－－－と合わないようにしたほうがいいと思う

だから、もし会ったら気をつけて」

添付されてきた写真に写っていたのは－－－－

「あの子」によく似た、黒髪赤目の青年だった