検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:49,096 hit

オーディション ページ35

啓「さて。予告した通り、本日定期演奏会に向けてのコンマスオーディションを執り行う。」

「はぁー!緊張する!」

「でもやっぱり今年も麗華さんかな。」

「多分ね...」





ついにオーディションの日がやってきた。

ヴァイオリンパート以外でも席順を決めるオーディションがあり ここで高く評価された人は前線、つまりお客さんに近い席に配置される。





龍「亜嵐のことも解決して、すっきりしたし。
今日は全力で演奏しようや!」

隼「そうだね!」

涼「頑張ってね〜」

『何言ってんの、涼太は?』

涼「俺ピアノで配置決まってるから、オーディションなしで最前線♪」

玲「ふざけんなっての。」

亜「まぁまぁ、涼太だってオーディションないからって気抜くなよ。」

涼「そんなのわかってるって。」

裕「そんな余裕見せとる亜嵐くんもほんまはやばいんちゃうん?」

亜「あ、わかる?」

『もう!しっかりしてよ!』






亜嵐が戻ってきて皆は本調子に戻り、今日も絶好調。

絶対にコンマスとってやる。







啓「じゃあ呼ばれた部員は隣の教室に入って演奏しろ。終わったやつから戻ってもらって結構だ。
席順で最初は如月、最後はAだな。」

『A...?』





急に下の名前で呼ばれてドキッとする。

あれ?私先生に名前言ったっけ?

いやいや、今はそんなこと考えてる場合じゃない!

集中するんだ!私ならできる!!





そうやって自分に言い聞かせていると、いつの間にか私の番になった。






『失礼します。』

啓「もう最後か。」

『先生に私の演奏はあの程度じゃないってとこ、見せてやりますよ。』

啓「そうか、ちなみに言うと如月は今日絶好調のようだったぞ。」

『私にプレッシャーかけてるつもりですか?』

啓「さぁな。」

『無駄ですよ、コンマスは私がなります。』

啓「自信があるやつは嫌いじゃない。」






先生はその整っている少しいじわるな顔でニヤリと笑った。

緊張させようとしてるのかもしれないけど、逆にやる気出てきちゃった。

絶対伝えてみせるんだから。








__♪♪_♬♬〜♪♩__♬♩〜♪♬♪_♩♪♬♩

発表→←復活



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
142人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , LDH   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あおい(プロフ) - 早く見たくなりました (2019年6月19日 1時) (レス) id: 295447971a (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございます。頑張ります! (2019年6月18日 14時) (レス) id: acf637b564 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 早く見たくなりました (2019年6月18日 12時) (レス) id: 295447971a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月17日 22時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます!更新頻度は低いですが、これからもよろしくお願いします。 (2019年6月16日 22時) (レス) id: acf637b564 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いくら | 作成日時:2019年5月15日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。