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「ねぇ、聞いた?
また如月さんコンクールで優勝したんだって。」

「この前もしてなかった?」

「やっぱりお嬢様なんだね〜」



毎日の噂はそんな話ばかり。
私の通う学校は都内でも有名な音楽学校。

その中でも成績優秀な者だけが入ることが許されるのがオーケストラ部。



「あー、私も入りたいなぁ...」

「無理でしょ!オケ部は一軍の男女しか入っちゃいけないっていう暗黙のルールがあるんだし。」

「そうだよね。」



オーケストラ部は一軍、いわゆるクラスで人気者のキラキラ生徒しか入れないのだ。



「如月さんもすごいよね〜。
1年生からずっと女王キープだなんて...」

「性格終わってるけどね(笑)」

「ちょっと!そんなこと言ってたらやばいって!」

「あっ!ごめん。...Aさん、聞かなかったことにしてくれるよね?(ニコ」

『あぁ.....はい。』




そんなオケ部の女子トップは如月麗華。
入学してからずっと女王、つまりオケ女子のリーダーをキープしている。

この学校では最高学年ではなく、実力者がリーダーとして統率することになっている。


まぁ男子は決まっていないようだが...




亜「ムズすぎだろ!」

隼「やっぱりクラリネットに戻ったら?」

亜「せっかく高校生になったから弦楽器がいいの!」

涼「ピアノが1番。」

メ「いやいや、やっぱり主役はトランペットでしょ。」


「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」

『うるさ...(ボソッ』



廊下を通っているのはオケ部男子、通称ジェネ。
いつも男子を狙ってバチバチしているオケ部女子とは反対に、いつも一緒に仲良く行動している。

そのせいで歓声も大きすぎるほどに大きくなるのだが...



「亜嵐くんって如月さんと同じヴァイオリン担当になったんでしょ?」

「やっぱりお似合いだよね〜!」

「そういえば今度の授業 鑑賞でヴァイオリンの演奏聴くんだって。」

「ホントに!?やった!」

『え...』




なぜ私は音楽学校を選んだのか。

とはいえ、中学までヴァイオリン一筋で勉強なんてろくにしていなかった私には選択肢なんてなかった。


ヴァイオリン、その単語を聞くだけで嫌気がさした。

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , LDH   
作品ジャンル:恋愛
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あおい(プロフ) - 早く見たくなりました (2019年6月19日 1時) (レス) id: 295447971a (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございます。頑張ります! (2019年6月18日 14時) (レス) id: acf637b564 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 早く見たくなりました (2019年6月18日 12時) (レス) id: 295447971a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月17日 22時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます!更新頻度は低いですが、これからもよろしくお願いします。 (2019年6月16日 22時) (レス) id: acf637b564 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いくら | 作成日時:2019年5月15日 22時

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