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か ぜ 、つ ー . ページ40

「…なぁ、頭痛薬持っとる?」

『どないしたん。頭痛いならベッド行かなアカンやろ』


手を繋がれて強制的に寝室まで連れてかれた。

こういう時の行動早いねん。

常にそうで居ればええのに…と思ったが、そうしたら確実に構ってもらえなくかるからいいや。


『熱は?』

「ない」

『嘘つけあるやろ、顔赤いわ』


ん、と雑に渡される体温計を渋々脇に挟む。


…体温計、嫌いなんだよなぁ

めちゃくちゃひんやりするし、なんか脇閉めてるのめんどくさいし。


ピピピピ……って音が聞こえ、ゆっくり目を通せば背筋が凍る。


『いくつ?』

「…38度」

『はぁ…もう冷えピタ貼って寝ててや』


呆れたようにして床に座った。


『てか馬鹿でも風邪引くんやな』

「誰が馬鹿やねん」

『志麻くん』

「こういう時に素直になんなや」


てへぺろ〜なんて笑ってるAの頭を軽く叩く。


『…知らへん』


…あ、やべ、ふてくされた。

俺センラさんに怒られる。


「A〜…」

『なに?』

「手ぇ繋ご」


なんで?と言いたげだったが、俺から繋げば特に抵抗もせずに繋いでくれた。


だってほら、風邪引くと人肌寂しくなるやろ?

めちゃくちゃ安心するもん。

愛しとるAと手繋げてるんやもん。


『志麻くん寝てええよ』

「寝たら帰るやろ?」

『お兄ちゃんに聞いたら泊まってええって』

「ナイスセンラさんやな」


今まで頑張って瞼を落ちないようにしてたが、どうやら限界で。

痺れを切らしたかのようにゆっくりと目を閉じた。


『おやすみ』

「ん…」


いつの間にか、既に頭の痛さはマシになっていた。

せ ー じ ん し き .→←あ ま え .



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設定タグ:歌い手 , 志麻 , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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- +坂月さん» 返信ありがとうございます!ゆっくりで大丈夫ですよ、次のしませんカレシ、センラーなのでセンラさんの彼氏ヅラ楽しみにしてます!笑 志麻カレシも引き続き楽しみです、リクエストなんですけど甘えたな志麻さん見たいです…できたらで構いませんのでお願いします、 (2018年12月22日 18時) (レス) id: f63c7dafe1 (このIDを非表示/違反報告)
+坂月(プロフ) - まりゅさん» ただいまです!!ありがとうございます〜!とても心強いです...!! (2018年12月22日 13時) (レス) id: 853a0afff7 (このIDを非表示/違反報告)
まりゅ(プロフ) - お帰りなさいですか!?お話読ませていただきました!ひざまくら!!とてもとても良いお話でした。これからも坂月さんのペースで頑張って下さい。ずっと応援してます。 (2018年12月22日 10時) (レス) id: 75325bf9d2 (このIDを非表示/違反報告)
+坂月(プロフ) - 桜さん» 一応ただいまです!笑 心配かけてすみませんでした...! それは嬉しいです、これからも頑張らせて頂きます!! (2018年12月22日 1時) (レス) id: 853a0afff7 (このIDを非表示/違反報告)
- お帰りなさい?お待ちしておりました!日替わりの方も楽しませていただいてます!無理せずにご自分のペースで頑張ってくださいね (2018年12月22日 1時) (レス) id: f63c7dafe1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:+坂月。 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年9月5日 11時

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