【銀魂3z】一歩進んで立ち止まる。【坂田銀八】

初めましてって気がしない side Okita ページ8

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入学式の日の朝、1人の女子生徒に出会った。



女子生徒は、綺麗な髪をなびかせ、桜を見つめていた。
その様子がめにはいった途端、自分の心が動くのが分かった。



“


「…すみません。銀魂高校ってどっち行けば良いんですか」




「あ、あァ。えーっと、この道をまっすぐ行って、突き当りを右に曲がるとすぐですぜィ」




「ありがとうございます…」


”



お礼を言った時少し微笑んで彼女は、俺が言った通りの方向へ進んでいった。





そしてクラス発表のときには、中学時代のアホと同じクラスで、しかも「z」組という問題児クラスだった。
そんな俺とは、その日会った彼女と一緒のクラスになるわけないか。


などと捻くれていた俺にとって、この年は「z」組に成績トップの人が2人編入するらしく、その内1人が入学式の日出会った彼女だったわけで、すごく嬉しかった。



賢い人には、アホクラスの言っていることを理解するのは大変らしい。




そして、彼女は嫌われた。








–––––––––––俺が絶対、守ってみせる。




そう決心したものの、彼女は銀八と仲が良かった。


彼女を見るときの目が銀八はとても優しくなる。




やっぱり、無理なんだろう。

栗色の髪の彼→←こんなつもりじゃ、

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