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キーンコーンカーンコーン…………


授業終了の合図が学校内に響き渡る。
その瞬間バタバタと帰り支度を始める帝丹高校の生徒達。

2年B組もまた、バタバタと皆帰る準備をしていた。
と、そこへ……


「らあああああん!!!!」

もう既に身支度を整え、毛利蘭の机にバァン!!と両手をつく。

ビクッとしながらも察した様な顔でおそるおそる私を見る蘭。


「一緒にかーえろ??」

にこにこした顔の中に何か企みが見える……。


「何が一緒にかーえろ、よ。アンタまたポアロ行く気でしょ。」

「ウッ……園子……なぜバレたし」

返答したのは蘭ではなく鈴木園子。
さすが自称女子高生名探偵、お見通しってわけね。


「いいじゃんかー!!一人で行くのもさみしいし、皆で行こ?すぐ行こ?蘭の家の下じゃん!来てくれるでしょ!」

「アンタは積極的なのか寂しがり屋なのかはっきりなさい!!キャラぶれてるわよ!!」

「なにそれ!漫画家の編集長みたいな事言わないで!」

「いや、そのツッコミもどうなのよ」

そんな2人のやりとりを これは早く帰れないな、なんて思いながら苦笑いして見る蘭。



そう、Aはどうしてもポアロに行きたい理由がある。それはー

「大体ねえ!安室さんが好きなら早く告白しちゃえばいいのよ!」

園子がじれったそうに言い放った。

「それが出来たら苦労しないわ!ていうか今しても振られるだけだからしないわ!振られてギクシャクするくらいならまだアタックしたいの!」

「Aちゃんそういうとこ現実的だよね…………」

蘭がぼそっと言ったのを聞き逃さなかった2人は、一気に蘭をマークして話し始める。

「おおっと〜?会話に参加しましたな蘭。やっぱり余裕ね〜“ まあ私には愛しの新一がいるもん♡”って感じよね〜?」

「クッこのリア充が……!!」

「大体いつも蘭は新一くんの事になるとー……」


どんどん話がそれて膨らむ事に危機を感じ、慌てて蘭が話を戻す。



「ちょ、ちょっと!新一の話じゃなかったでしょ!?それに安室さんとの事だって、Aちゃんなら振られるとか絶対ないと思うけど?」

赤くなりながらもそう言ってくれる蘭。

(3)→←【安室透】素敵な帰り道(1)



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えり(プロフ) - みーこさん» 幼児化!(笑)職業的には得意分野なので頑張ります!(笑)ちなみに、中身も幼児のがいいですか?中身は降谷さんのままのがいいですか?? (2018年5月10日 13時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます!時間はかかると思いますが書いてみますねー!! (2018年5月10日 13時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - すみません、リクエストしたいのですが…夢主が降谷さんの彼女で、降谷さんが幼児化してしまう話をお願い出来ますか? (2018年2月16日 1時) (レス) id: f323059470 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - リクエストいいですか?降谷さんの警察学校時代で夢主ちゃんが同期をお願いします。分かりにくくてすみませんm(._.)m (2017年8月21日 15時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - cherryさん» こちらも読んで頂きありがとうございます!!リクエスト嬉しいです!時間経ってしまうかと思いますが書かせて頂きます(´ω`*) (2017年8月7日 23時) (レス) id: ab8dd055fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えり | 作成日時:2016年9月8日 22時

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