16話 ページ17
夢主side
「はぁー。」
誘ってしまった。
我ながら何て軽率だったんだろうと思う。今更後悔しても遅いが。
某夢の国のチケットを貰ったはいいが、生憎一緒に行ける相手がいない。
違うよ？友だちがいないとかじゃなくて！
これ、カップル用のペアチケットだったんだよ。
すずらんちゃんなら彼氏いそうだし、なんて歌い手友達さんから貰ったんだけど彼氏なんているわけないんだよなぁ。
て、ことでTwitterにそんなことを呟いたら、いつものあの赤いアイコンのリスナーさん、というか坂田先輩が一緒に行きましょ！みたいなリプライを送ってきてくれてたから、あれ？坂田先輩誘えばいいんじゃ？なんて思っちゃったんだよね。
明らかノリで送ってきてくれたのは分かってたから断れるのは重々承知で。
でも結果としては、行こうってなって。
誘った後に２人きり！？いやいやムリでしょ！て叫びそうになった。
なら、他の先輩方を誘おう！って提案してみたけどあっさり却下されちゃって。
２人で遊んでみたいな、なんて坂田先輩！私の心臓のこと考えてくれますか！！
さっきから顔が熱い。でも絶対無意識なんだよね...
そうだ。服、服買わなくちゃ。
＿＿＿
うーん。ショッピングモールに来たはいいけど、服っていっても何着ればいいの。
遊園地？テーマパーク？じゃん？ならズボンの方がいいよね。
でもカジュアルすぎるのもなぁ。
二ットとか？暑いか。
そんなことを考えても全く決まらず。
どうしよう、なんてブラブラ店をまわり続ける。
「あ。」
自分の今いる店の向かい側。そこはメンズ物のファッションブランドが入っているお店。
何気なくその店に目を移したとき、特徴的な赤髪の男性と金髪の男性が目に入った。
坂田先輩と、センラ先輩。
２人も買い物に来たのかな。
誰、だろう。
２人がさっきまでいたお店を出たところで、見知らぬ女性が2人に声を掛けた。
すごく、親しげ。
センラ先輩とも坂田先輩とも面識がありそうな。
女性と仲良さげに話す坂田先輩を見ていたら心に霧がかかったような、靄がかかったような気持ちになった。
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わんぱん - すごい面白かったです！R○UND1の伏せ字が意味なさすぎて笑いましたー素敵な作品ご馳走様でした！*\(^o^)/* (2020年8月20日 20時) (
レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
すとぷり好きの坂田家 - 完結おめでとうございます！ (2019年9月20日 23時) (レス) id: b21dfdda1d (このIDを非表示/違反報告)
わさ@こたぬきとまふラー - あ、気になるの気間違えた_(:3 」∠)_ (2018年10月12日 20時) (レス) id: 641f2c5402 (このIDを非表示/違反報告)
わさ@こたぬきとまふラー - んー！つづきが木になるっ！更新待ってます(*´ω｀*) (2018年10月12日 20時) (レス) id: 641f2c5402 (このIDを非表示/違反報告)
しらすもちもち - ふおおおおおおお最後意味深ですね！余計この作品から離れられないですね！ｗｗ (2018年8月2日 8時) (レス) id: 0464177627 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初。 | 作成日時：2018年7月29日 19時
