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拘束されているアイクは何も無いところを見てしら〜としていた。赤らんだ顔を向けながら、ロイが言い放つ。


ロイ「き、君が好きだから、今からキスするね」


『え?あ』


ロイのキスは小鳥のようで可愛らしかった。唇に一瞬触れた感覚に悪い気はしない。すぐ見えた彼の顔は、更に真っ赤になってアイクを連れて逃げてしまった。


『な、なんだったんだ…』


マルス「A」


おっと今度は王子様か。彼もにこにこしているが、目が欲に眩んでいる。考えていることが分かってしまって苦笑した。


マルス「今日もいい乱闘日和だね。ところで僕はさっき乱闘してきたばかりなんだ…だから体力回復したいんだけど、キスしてもいいかな?」


『いいですよ。もう結構しちゃったんで…』


マルス「よかった!それなら早速…」


子リン「散れ」


またもや炎の矢が放たれた。マルスは直撃した炎で美味しそうになった(?)目の前が急に炎上して呆然と立っていると、子供リンクが寄ってくる。


子リン「間に合わなかったか…Aにキスする輩が多くて止めに来たんだけど、ごめんなさい」


『いいんですよ、自分の能力で皆が回復してくれるならそれで…』


子リン「いや皆そんなことで君にキスしてるんじゃないと思う」


ジト目で焼けたマルスを眺める子供リンクに影がさす。見上げると勿論そこにはAがいて。屈んで子供リンクを覗いていた。少し恥ずかしくなってふいと顔を背ける。


『リンクくんは優しいですね。こんな自分も気にかけてくれて…』


子リン「あ、当たり前だよ…僕も君が好きだし」


Aが屈んだことを利用し、首に手を回して口を塞いだ。まさか彼からされると思わなくて、目を見開いた。離れる彼の赤い顔が脳に焼き付く。背伸びをしている感じが可愛らしくて、思わず吹き出してしまった。


子リン「あ!笑ったな!?僕は本気なのに!」


『あはは!もうほんとに、皆さん物好きですね』


子リン「そんなことないと思う…」


本気にしてくれないAを控えめにぽかぽか叩く子供リンクは、リンクが来るまで顔が真っ赤なままだった。









______

逆ハーにするとどうしても長くなるし収集つかない卍
また甘いの書きたいでふ。

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粗大ゴミ(プロフ) - まどかさん» コメントありがとうございます!コンテンツに対しての熱と文才が落ちかけている作者ですが、そう言っていただけて嬉しいです! (9月11日 23時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 亜空間の小説から見てこんなに面白く楽しいって思ったのは初めて… (8月30日 4時) (レス) @page50 id: b6ef9522e9 (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - わらび餅さん» ありがとうございます!掛け持ちな上に飽き性ですが、ちまちまやっていこいと思います(*^^) (2021年10月7日 22時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2021年10月7日 17時) (レス) @page2 id: b4ce205d1c (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - りなりんさん» りなりんさん!ありがとうございます!いい機会だったので即興で短編集を作成してしまいましたw楽しんでもらえて良かったです!こちらこそありがとうございました(*´∇`) (2021年10月7日 12時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:粗大ゴミ | 作成日時:2021年10月7日 0時

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