トリップしたら酒呑ファミリーに拾われた。

第6話 ページ9

『…洞潔さん料理うますぎだろ…。』



え、何これ上手すぎない？



何かプロ並みの料理並んでるんだけど。



妖怪ウォッチで料理うまいのってケータじゃなかった？



…てかもう…。



『女子としての自信を失いました。』



ハルヤ「は？女子？どこにいんの？」



『突然の暴言に涙が出そう。』



酷くない？



『料理だって人並みには出来』



ハルヤ「これ見て言える？」



『言えません。』



洞潔「…食器の準備手伝え。」



『洞潔さん、謎の女子力。』



そう言いながらも食器の準備を手伝う。



『早く女の子になりたい…。』



フクロウ「Aさんは十分女の子ですよ？」



『フクロウさんマジ癒やし。』



ほんとに優しい。



この人のイラスト見るのが私の生き甲斐だったからね。



洞潔「Aに得意料理は？」



『え…特に無いです。強いて言えば揚げ物…？』



ハルヤ「だからそんな体型になるんだよ。」



『ちょっと待って私そんなに大きくない。


確かに平均よりは少し重めだけどそんなにヤバくはない。


…ていうかそれ絶対女の子に言っちゃいけない言葉ですよ!?』



ハルヤ「女の子なんてオレには見えない。」



『もう泣くわ。』



フクロウ「えっ…」



『フクロウさんそんなに困った顔しないで。』









＊

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