トリップしたら酒呑ファミリーに拾われた。

第20話 ページ23

？「大丈夫ですか!?」



そんな声と走ってくる足音が聞こえる。



…そこには、



『…月浪くん。』



トウマくん達妖怪探偵団の方々がいらっしゃった。



ヒカリ「何だ？」



ナツメ「あ、あなた妖怪…ですか？」



ヒカリ「そうだッッ!!オレはヒカリオロチ!!」



『…元気だな。』



てかナツメちゃん可愛い。



トウマ「何で雲山さんがここに？」



『…おつかい中でね。』



そしたらアイツに絡まれた。



アキノリ「妖怪にこんなイケメンなんていたのか！」



30年前はイケメンだらけだったんだぞ。



ヒカリ「お前達は？」



アキノリ「妖怪探偵団だ！」



良いね、最高だよ。



ケースケ「ね、姉ちゃん帰ろうよ…。」



ナツメ「何言ってんのよ。」



…ケースケほんとにケータそっくり。



ほら、ヒカリオロチもびっくりしてるよ。



かつての友人の子ども達に会ってるんだから。



トウマ「…雲山さん、それって妖怪ウォッチ？」



『え？…ああうん、そうらしい。』



急に手首にはまったんだけどね。



ヒカリ「オレの友達だッッッ!!」



…え、もう友達になってくれるの？



めちゃくちゃ嬉しいです。



『よろしくお願いします、ヒカリオロチさん。』



ヒカリ「呼び捨てで良いぜッッ!!えーっと。」



『Aです。』



ヒカリ「Aだなッッッ!!よろしく!!」



…嬉しいな。









＊

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